ツールに踊らされないライフハック

仕事を進める上で、どうしても避けられないのが作業の分担です。大きな案件になると、作業量は到底一人でこなせる量では無くなります。また、設計の分野が道路、橋梁、河川等と専門外の分野に広がると、作業量だけではなく技術的なサポートも必要となります。

そのような場合は、各作業項目毎に担当部署、担当者を振り分け、定期的に進捗状況の確認や設計内容のすり合わせを行います。作業の振り分け先が、自分の部署、また社内の別の部署であれば、打ち合わせは簡単です。テーブルに図面を広げ、面と向かって行えますからね。でも、その相手が別の支社や社外の協力会社になると結構大変です。

今みたいにパソコン環境、ネットの環境が整っていなかった頃は、図面の一部をFAXで送り、それをお互い見ながら電話で話していました。最近では図面をPDFで送信し、パソコンの画面で見ながらか、またはプリントアウトされた図面を見ながら電話で話す。というのが普通です。

ここで問題になってくるのが、面と向かって話をしていないので、相手に説明をしたい図面の箇所が何処であるかの共通認識を持つところから始めなければならない所です。
資料が大量にある場合は、そのページ数から始まり、お互いがそのページに行きついたら、その図面の何処を見て欲しいかを「口頭で」説明する必要があります。

簡単な場合は問題ないのですが、細かい内容になってくると、自分が見て欲しい所を相手に伝えるだけで一苦労の場合もあります。ひどい場合には見ている図面自体が違ったりと。。。

そのような困ったケースを避けるために使っているのがCrossLoopというフリーソフトです。
このソフトは、自分のデスクトップ画面を相手のデスクトップに表示させる事が出来ます。その逆ももちろん可能です。

crossroop1126

予め、お互いのPCにインストールする必要がありますが、その準備さえ出来れば、簡単なバスワード入力だけで、お互いが同時に同じものを見るという、社内で行うようなFace to Faceの環境を作ることが出来るのです。

共有の方法は、お互いソフトを立ち上げ、画面を見せたい方「共有側」に表示されている12文字のアクセスコードを「閲覧側」の入力欄に入れてもらうだけです。

Image(41)

画面を見せてもらう方は、Skypeのメッセージなどを使い、送ってもらったアクセスコードを入力します。

Image(40)

各自が操作するマウスのカーソルを同時に表示させられるので、自分が見て欲しい所を指し示すことも可能ですし、場合によっては相手のPCをリモートコントロールすることも可能です。
こちらの記事にも書きましたが、このソフトを使うようになって、協力会社の方をわざわざ呼んで打合せをするような場面が一切なくなりました。

打合せに使用するツールとしては、スカイプも併用します。
お互いが常にオンライン状態なので、何か確認したいことがあればチャットで質問します。
少し難しい話になると「ちょっと通話しましょうか?」という話になり、それで足りなければクロスループで画面を共有しながら話をします。

一緒に作業をしている人が隣に座っていれば感じなくて良い苦労も、その人との距離が離れれば離れるほど大きくなります。その苦労は同じやりかた、同じ道具を使っている限りなくなる事はありません。

それが当たり前と思ってしまえばそれまです。もし日常的に感じている困っていること、不便なことがあれば、その気持ちをスルーさせず、一度それはなにか?と問いかけてみましょう。
もしかすると、いま抱えている不具合を解決できる良いアイデア、ツールが見つかるかもしれません。

しかし、このツール探しには、気を付けなければならない事があります。ネット上には便利なツールを紹介するブログ、便利なネタを紹介するTweetが沢山ありますが、人から紹介されたすぐに使えるツールはすぐに使えなくなります。

日毎から感じていた不具合を解決したいという気持ち。その空白を埋めることが出来るツールこそ今を変え、自分のマインドセットを変えるものになります。もしかすると、そのツールは最新のITツールではなく、手帳やメモなど使い古されたアナログツールかもしれません。
何を使うかではなく、何かを改善したい。その気持ちが最高のツールとなるのです。

ライフハックとは、違いをもたらす違いを自分の中から見出すプロセスだと思っています。ツールの使い方に躍らされるのではなく、自分が何を改善したいのかを常に自問したいと思います。

追記:
とは言っても好きなモノは好き。新しいものが出たらすぐに飛びつくのがライフハッカー的な生き方ですよね(笑)

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電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら

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Nozbeにもサブタスクを導入して欲しい件

Nozbeのユーザーフォーラムで頻繁にリクエストが上がるのがサブタスクの実装です。

タスクを追加する際、その粒度をどこまで落とすかによって、作業の効率は変わります。
出来るだけ細かく、まさにDoingリストと呼べるほど細かくすれば、作業のスピードは上がると思いますが、それと引き換えにタスクリストの一覧性が損なわれます。

開発者のマイケル氏は、ユーザーから上がってくる要望に対し、サブタスクは作業効率を損ねると、その実装を頑なに拒んでいるようですね。

Nozbeはチームメンバーと一緒に使うことが想定されているので、各々が同一プロジェクト内でサブタスクを作りすぎると、そのページは混乱の極みとなるでしょう。

それを見越したマイケル氏の言い分はよく分かるのですが、そこで議論が止まっては面白くありません。では、どうすれば一覧性を損なわずにサブタスクを追加すればよいか、そのユーザーインターフェイスについて考えてみました。

Nozbesubtask

各タスクは、一人のメンバーにだけ割り当てられるので、それ以外のメンバーに見える必要はありません。そのメンバーが見たい時、サブタスク表示ボタンをクリックして上の画像のように展開できれば良いのです。

もし、その分割されたサブタスクの一つを別のメンバーに委譲したい際には、サブタスクをドラッグして枠の外に出してあげれば良いのです。

どうでしょう?いいアイデアだと思うのですが検討していただけないでしょうか?

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Evernoteを使い始めてすぐに人に送るEvernoteを使いこなすためのたった一つのステップ

■情報が多すぎることの弊害
何故こんなにEvernoteが好きなのか?

その答えは人それぞれかもしれませんがEvernoteについての書籍、ブログ記事の量は、無料でも使えるこのクラウドサービスを大好きなユーザーが沢山いることを示してします。

Evernote、使い方によってはただのオンラインノートにとどまらず、人の外部脳として記憶をサポートし、人の発想を膨らますツールにもなり得ます。
しかし、このアプリケーションの自由度の高さは、アカウントを取得したばかりの初期ユーザーにとって、使いこなすまでのハードルを高くしている原因にもなっています。

また、沢山の書籍や使い方の紹介記事は、ノートやタグの使い方について難しく考えてしまう人を増やしているのではないでしょうか。
自分自身もアカウントを登録して一年位は、ノート数が三桁に満たなかったのを覚えています。

■目に見えないリミッター
その私が、ある日をきっかけにEvernoteの使い方について真面目に考えるようになりました。
それは、スタンダードプラン(無料アカウント)の仕様として、ノートに貼り付けられるファイルの形式が制限されているのが不便で、プレミアムプランに変更した時からでした。

その当時、無料アカウントは毎月のアップロードデータ量の上限が、たしか50MBだったと思います。毎月のサイクル終了間際には、その容量ギリギリまで使えるよう、画面上部に表示されるゲージを視界の隅に見ながら、ノートブックに入れる情報を選別していました。
今思うと、これがEvernoteを思う存分使う事を躊躇わせていたガラスシーリングだったのです。

何か気になるサイト、資料、写真があったとしても、Evernoteに入れる前に「これは必要か?どうせ使わないのでは?」という思考のフィルターをかけていたのですね。プレミアムプランに変更した瞬間このリミッターが外れ、気になったものは全てEvernoteに突っ込むようになりました。

Evernoteに救われる機会が増えてきたのもこの時期からです。

何か資料を探す時、Evernoteを検索すると一発で見つかる事が増えてきました。
そうなって来ると、別の資料、より沢山のメモを残したくなって来るものです。
大切なのは、そこに保存されているデータの絶対量。この量がある閾値を超えた時、初めてEvernoteの力が実感出来るようになるのです。
私がその閾値を超えたと感じたのは、ノートの数が1000を超えたあたりでした。

■リミッターを外すには
もし、Evernoteを暫く使っていてイマイチ使いこなせていないと感じているスタンダードユーザーの方。
一度でいいので、プレミアムアカウントにアップグレードしてみましょう。
アップグレードする事によって、私が感じていたような無意識のリミッターが外れることも一つですが、また別の意識が産まれます。

Image(39)

それは、お金を払ったのだからちゃんと使わないと勿体ないという意識です。
その気持ちは、Evernoteに何を保存しようか?という考えに変わり、具体的にメモやファイルを保存する行動に繋がります。

最初は何も考えずに保存しましょう。写真でも、仕事のファイルでもOKです。スキャナーがあればカタログや色々な説明書、雑誌の切り抜きなども良いですね。名刺を保存するにはFasteverで写真を撮る。これで充分です。

会議の場ではiPhoneアプリを使って音声メモをとっておくのもいいでしょう。そうして理解出来るのが、相当量のファイルやWebグリップを行っても、簡単には1GBの容量には達しないということです。

これが体感的に理解出来て始めて、心置きなくEvernoteを使うことができるという安心感が産まれるのですね。ある程度ファイルが溜まったら、ノートブックを増やし、自分の分類方法を考えれば良いのです。色々な書籍で紹介されている活用のアイデアを試すのはその後で問題ありません。

Evernoteを使いこなそうと思うなら、一度だけでもお金を払い、制限なく使えるという感覚を覚えて欲しいと思うのです。

■参考となるサイト
[図解]Evernoteビギナーにおくる超簡単な整理術!「3ノートブックシステム」の使い方
Evernoteだってシンプルに3個のノートブックで誰でも活用OK
タグにもノートブックにも頼らない、Evernoteの“一番シンプル”な使い方

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NozbeとTaskChuteが連携し作業の見積りが出来るようになるか?

Nozbeのバージョンアップに求める12個の機能でも書いたように、Nozbeでは、NextActionとして抽出されたタスクを今日という限られた時間の中で、開始時間、必要時間を決め、終了時間の見積もりをすることが出来ません。

現在マロさんが、ブラウザ版Taskchuteの開発を進められています。きっかけはこのTweetでした。

Image(40)

Nozbeとそれとの間で、データのエキスポート、インポートを行うことで、Nozbeを含め色々なタスク管理ツールが無視してきた、タスクを今日という時間軸の中で、いつやるか、どれだけかかるか。そして、その全てを終わられられるのは何時なのかを明確にする事が出来ます。

現在の開発はマロさんの日刊ブログのコメント欄で、データ連携についての希望をお伝えする形で進んでいます。現時点ではNozbeからブラウザ版タスクシュートへデータをエキスポートし、そのタスクをタスクシュート側で完了させたら、その情報をNozbe側に戻すことまで出来るようになったようです。
これは凄いです。プログラム書ける人、本当に羨ましいです。

もし開発が順調に進み、タスク一覧と併せ、実行日、開始時間、終了時間をリアルタイムでやり取り出来れば、ブラウザ版タスクシュートの内容を、googleカレンダー上でも確認出来るようになるかもしれません。

NozbeとTaskchuteの連携、今後の開発に期待したいと思います。

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NozbeがDropboxに続きBox.net とデータ連携出来るようになった

ふとプロジェクト画面を開いたら、見かけないアイコンを発見。どうやらまた新しいストレージサービスとのデータ連携が出来るようになったようです。現時点ではDropboxだけで用が足りているので、別段嬉しいバージョンアップでは無いのですが、BOX.netを使っているユーザーにとっては朗報かもしれませんね。

説明するまでも無いのでしょうが、データ連携の方法について紹介したいと思います。

ScreenClip(52)

Box.netのアイコンをクリック。

ScreenClip(53)

今回はBox.netのアカウントを新規作成しました。すでにアカウントを持っている方はユーザーネームとパスワードを入力します。

ScreenClip(54)

とりあえず、無料のプランを選択。Freeアカウントで5Gの容量が貰えますが、一つのファイルの容量が25MBに制限されているのは、運用上かなりキツイですね。

ScreenClip(55)

連携の方法は、Dropboxと同じくプロジェクト名称、またはコンテキスト名称を一致させることです。今回はサンプルとしてinboxというフォルダーを作成しました。

ScreenClip(56)

サンプルとなるファイルをアップロード。

ScreenClip(57)

アカウントを作成すると、入力したメルアドに確認のメールが届きますので、そのURLをクリックしてアカウントをアクティベートして下さい。そして再度Nozbeに戻り、Box.netのアイコンをクリックします。

ScreenClip(58)

Nozbeのinboxを開くと、Box.netの欄に、先程アップロードしたファイル名称が表示されています。

ScreenClip(59)

クリックすると、Box.netのサーバーからファイルをダウンロード出来ます。

ScreenClip(60)

やはり今ひとつ実用的ではないと感じるのは私だけでしょうか。。出来ればプロジェクトではなく、各単独のタスクから、オンラインストレージサービスのフォルダーではなく、個別のファイルを選択できるようにして欲しいものです。

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クラウドの時代にリニアモーターカーが運ぶべきものは何か

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子供の頃に読んだ科学雑誌。そこに載っていたリニアモーターカーの特集に心を踊らせていたのは、もう30年も前の事です。超伝導の磁力により浮上する車体が、時速500キロを超えるスピード疾走する姿は正に夢の乗り物でした。

まだかまだかと待ち続けるなか、中国や韓国では商用利用が始まり「あぁ日本では本当に夢の乗り物だったんだなぁ」と半分諦めていた所で、JR東海が具体的な整備計画を発表しました。それも、もう数年前のニュースです。※1

その後、長野を通る通らないでルート選定に揉めていたようですが、これも片付きました。東京~名古屋間で工事の着工が行われることが決まり、2027年度には営業運転開始が予定されています。

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実現すれば面白いとは思うのですが、新幹線で充分に行ける場所へ、たかが数十分の移動時間を縮めるためにリニアモーターカーを使うような場面が、これから先の時代にあるのか?と疑問を感じるのです。

たとえば帰省ラッシュのお盆や正月、またGWのような大型連休を除いた平日の新幹線の利用目的を調べると、約40%が仕事目的での利用です。

ScreenClip(51)
新幹線に関する調査。九州新幹線を「利用したい!」は83%

この仕事での新幹線利用は、ひとが荷物を運ぶというものではなく、会議などの打合せや交渉などが主な目的でしょう。

いわば、その移動する人自身が情報伝達の媒体となっているわけです。しかし、これからさらに発達する情報化社会、人が情報伝達の媒体となるために移動を強いられる場面はどんどん少なくなって行くと思うのです。

具体的な例を挙げて説明します。
コミュニケーションは、Face to Faceが基本。これは今後も変わらないでしょう。同じテーブルを囲むことにより伝わる情報伝達量は、電話やメールでのそれとは比べ物になりません。
しかし、ツールの活用次第ではそのハードルを限りなく低くすることが可能となります。

私が設計の仕事を外部委託している会社とのミーティング。Skypeを使った電話会議ですが、そこで使っているのはCrossLoopというサービスです。何かと言うと、お互いのデスクトップ画面を共有し、自分が見ている画面を相手に見せる事が出来るサービスです。お互いのマウスのカーソルを同時に動かすこともできますので、自分が相手に見て欲しい場所を指し示すことも可能です。

crossloop

電話だけだと、そこでつまずいてしまいます。「そうそう、二枚目の図面の左上に○○って表示されてますよね、その上にある数字が計算書と違うのですが。。」というやりとりをするのは不毛であり、お互い苦痛でしかありません。
このCrossLoopを使う事によって、これまでの電話会議で当たり前だったそのひと手間を省けるのです。

これは実際に使ってみないとその効果が実感出来ないのですが、自分と相手との心理的距離感をほぼゼロにしてくれます。相手の顔を直接見ることは出来ませんが、Face to Faceの感覚に近い環境を作れます。

実際、これを使うことで、協力会社の方に来社して貰うことが一切無くなりました。
この具体的な体験と成果のため、会議などの打合せに、わざわざ人が移動する事の必要性に疑問が湧いたのです。

もちろん、1対1ではない場合にはハードルが高くなると思います。しかし、これから10年の技術の進歩はそのハードルさえ超えて行くでしょう。もしかすると、技術的には既に確立されており、あとはそれを使うユーザーの意識の問題だけなのかもしれません。

もし、そのような時代。人が情報伝達の手段で移動する必要性が限りなく少なくなる時代が現実になったとしたら、リニアモーターのような高速鉄道の位置づけはどうなるのでしょう。
旅行としては、その大部分、7割以上がトンネルになるリニアモーターカーは、利用者にまた乗りたいと思うような感動を与えるのは難しいでしょう。

4兆円以上の投資をして、ほんの少しの移動時間を削る事にどれだけの意味があるのか。スペックの数字を上げることを優先させ、ユーザーの体験を無視してきた日本企業の悪い癖をここでも見ているようです。

Image
Life is beautiful: もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら..

このような視点でリニアモーターの計画を再考すると、これから早く運ぶ必要があるのは人ではなく、物理的な荷物でしょう。

例えば、計画されているリニアモーターの路線を完全に物流専用に変更にするのはどうでしょう。
人を乗せる必要がなければ、設計上の安全率も低くでき、工事費の低減も可能です。通常の列車と比べ、走行音も小さいので、ある程度スピードを落とせば夜間の運行も可能でしょう。そうすれは余剰となっている夜間電力の有効活用にもなり、比較的安価な物流が可能となるかもしれません。

九州から北海道を結ぶ日本の動脈として24時間、時速500キロで運行するベルトコンベアのような物流の幹線。
朝、北海道で収穫された農作物がその日のうちに九州に届く。またその逆が可能となり、南北四千キロの距離がぐっと近くなる。もし数十年後にでも実現すれば、日本の産業構造と都市構造が大きく変わると思うのです。夢のような物語ですが実現したら面白いと思いませんか。

まずは、会社に行かずとも仕事が回る仕組みを作りたいと思います。

※1 日本でも愛知万博の際に建設された路線が、愛知高速交通東部丘陵線として商用利用(路線延長8.9km 最高速度100km)されています。

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週次レビューと予防接種

chiusha 予防接種は病気に罹りにくく、また罹ったとしても症状が軽くすむよう、体に抗体を作るためのワクチンを前もって接種することです。

その予防接種がタスク管理に似ていると思ったのは、常時にはそれほどの効果がなくても、非常時にはその効果が如実に現れること。また予防接種をしていないと、その非常時に大変なことになることです。

タスク管理という技術は現代のビジネスパーソンにとって必須のスキルだと思うのですが、あまりにも基本的であるためか、職場でも学校でも体系的に学ぶ機会は殆どありません。おそらく、試行錯誤を重ねて自分独自のやり方を作り上げているか、またはタスク管理という行為と無縁のスタイルかのどちらかでしょう。

環境によっては、わざわざ時間をかけてタスク管理を行う必要がないのかもしれません。それはそれで良いのです。必要無いのに手間をかけるのは時間の無駄にほかなりません。 自分自身も、普段はタスク管理自体に力を入れすぎないよう気をつけています。

かつての自分がそうだったように、常時に力を入れすぎると、タスク管理自体が目的になってしまい、良い手法、良いツールが無いかと探し回る難民になってしまいます。
また完璧に実行しようすると、手間が掛かりすぎ、本来進めるべき作業に支障が出てしまう、本末転倒な状況に陥っています。これでは、モチベーションも上がりませんし、タスク管理に挫折してしまう原因にもなりかねません。

なので、私がタスク管理を行うときは、こんな状態にならないよう「8:2の法則」を頭においてます。具体的には、二割の労力で八割の成果を出すことを目標とし、管理自体に完璧さを求めない。常時では程々の労力で、100点とは言えないまでも、業務が滞りなく進み、与えられた目標に対する成果が出せれば良しとする考えです。

周りを見回すと、分刻みでタスク管理を行うスクシュートの猛者もいらっしゃいますが、そこに至るには長い時間と並大抵ではない努力が必要です。ここでは一度その境地は諦めましょう。というか私は挫折しました。

普通の人は、締切前や仕事が重なる、いわゆる非常事にだけしっかり力を入れ、作業のクリティカルパスを最短で抜けられるような段取りが出来ればいい。それくらいで良いと思うのです。

逆説的な見方をするなら、そのような非常時に陥らないよう、定期的にタスクリストを見直し、メンテナンスをすることが必要です。二割の力はここに注ぐべきだと思うのです。
その作業がいわゆる週次レビューになるのでしょう。この作業を定期的に行うことで、タスク管理という予防接種の効果を持続させることが出来るのです。

しかし、このレビューのやり方にしても人それぞれで、大切なステップだと分かっていてもおざなりになっていることが多いようです。自分自身も確実に実行している訳でなく、やったりやらなかったりといい加減です。

タスク管理分科会では、この週次レビューの方法を再度見なおそう!というテーマで勉強会を開催する予定です。日次は11/19日の日曜日です。

詳細はこちら。

東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol.5

19566_photo1 今回の勉強会では円卓を参加者の皆さんで囲みながら、GTDのレビューステップを実践して頂きます。

その中で、我々スタッフや他の参加者さんの方法、手順、ツールを実際に見て頂き、自分のレビューシステムを見直すヒントを持って帰って頂ければと考えています。

実はつい先ほどまで、ワーキングの方法についてSkypeを使ったスタッフミーティングを行なっていたのですが、必要以上に盛り上がってしまい、時間切れ。。

逆に、真剣に話をしようとすると、それくらい深い内容のものだと言うことだと思うのです。参加するだけではなく、参加後、作り替えた自分のレビューシステムを持って帰れるような勉強会にしたいと思います。

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思い出のかたち

ちょうど去年の年末、引越しの段取りや荷物の片付けでバタバタしていた頃の話。

僕の実家は長崎市、そこで大学を卒業し上京してきた。

長崎で生活する前、小学校を卒業する迄は島原半島の有家町という、人口1万人位の小さな町で育った。
その町は、平成の大合併で南島原市となり、その名前はもう残っていない。

当時、僕は二両編成の単線電車が走る鉄道のそばに住んでいた。毎朝、普賢岳、覚えている人も多いと思うが、あの火砕流・土石流で大きな被害を出した山を見ながら小学校に通っていた。

その小学校へ続く道をもう少し進んだ所に町で一番大きな神社がある。7月には夏祭りが開かれ、参道には沢山の夜店が並ぶ。毎年その日がくるの凄く楽しみにしていたものだ。
小学校の同級生にばったり出会ったのは、その神社に向かう道でのこと。

すれ違った瞬間は、お互い全く気がつかなかった。ふと振り返ると向こうも僕の方を振り返り、なにかを思い出そうとしている表情を浮かべていた。
その顔が笑顔に変わり、また驚いた顔に変わるのにそう時間はかからなかった。
多分、僕の方がずっと驚いた顔をしてたはずだ。なんせその子は僕の初恋の子だったから。

その子の名前はミキちゃん。
ミキちゃんはクラスの中でも頭が良く、とても優しい女の子だった。
ミキちゃんとは小学四年生の頃から同じ学習塾に通い始めて仲良くなった。
夏休みは、島原の田舎道を同じ塾に通っている仲間と石を蹴り、道端に落ちている木の枝を拾っては振り回し、皆でワイワイ騒ぎながら塾通いをした。
それは今でもいい思い出だ。

僕はどちらかと言うと弱虫で毎日泣きべそをかいていた。
バレンタインデーには周りの男子がチョコレートを貰っているのに、自分だけ貰えず半泣きになりながら学校から帰ったこともある。その日の塾帰りにこっそりとチョコを貰った時は、まさに天にも登る気持ちだったのを覚えている。
甘酸っぱい、あまりにも甘酸っぱい思い出だ。

小学校を卒業し、長崎に転校してからは特に連絡する事も無かったが、何かのきっかけで文通を始める事になった。高校一年生の頃だったね。

お互いの近況、ミキちゃんが入っている生徒会の話、勉強の話、部活の話、話題は広がり、毎月1往復する手紙のやりとりをとても楽しみにしていた。
高校卒業の年、お互いの志望校への合格を手紙で報告し合ったりもした。今から考えるとなんとものんびりした関係だった。

しかし、大学生活も二年目になる頃から、手紙の往復頻度は少なくなり、何時のまにか途切れてしまった。止めてしまったのは僕の方だったと思う。
その手紙の束は、今も押入れの思い出箱にしまわれている。

予想外の再会でドギマギしている僕にはお構いなしに、ミキちゃんは明るい声で話しかけてきた。
「こげんトコでなんばしよっと?」
標準語にすると
「こんな所で何してるの?」
まぁ、そんな事はどうでも良い。

2人で神社に向かう道を歩きながら、文通が終わった後の時間について沢山話をした。
結婚後、北欧の国で暮らしていたこと。四歳になる子供をとても大切にしている事。本当に幸せそうで、ひとり身の僕は少し嫉妬したほどだ。

話が一旦尽きたところで雨が降ってきた。
そばにあったバス停で雨宿りをしながら、また、ポツリポツリと昔話をする。
バス停のトタンの屋根に雨だれの音が響いている。

山に向かうバスが目の前に停まり 「じゃあ、私これに乗るから・・」
と一言だけ残し、ミキちゃんがバスに乗る。
そこで目が覚めた。

夢か、、引越しの荷物整理で久しぶりに広げた手紙の束を見たことで、記憶が揺さぶられたのだろう。
もう一度会って、色々話をしたい。 でもそれは叶わぬ願い、もうミキちゃんはこの世にいないから。

何時、どこで、何が原因で亡くなったかも分からない、母の知り合いの伝で訃報を知っただけだ。
12月の空気が漂う寝室のベッドの中、天井を眺めながら、もうどうやっても会えない事実に改めて気付かされ、これまで気づかないふりをしていた哀しみの感情が噴きだした。

ふと隣を見ると、妻と子どもが静かな寝息を立てている。可愛い寝顔、間抜けな寝顔。
大丈夫、まだこれから沢山話が出来る。沢山の事を伝えられる。
幸せなんだと心から思った。

目から溢れた鼻水が頬を伝うのを感じた。

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Nozbeのバージョンアップに求める12個の機能

NozbeのようなサウェブサービスはGTDのワークフローを実現するために必須の機能と併せ、タスク管理というスピード感が求められる作業をスムーズに行うためのUIが必要です。

私がNozbeを使い始めてもう一年以上経ちますが、タスク管理を行う際に、全体を俯瞰して眺めるための機能。また、タスクの追加、絞り込みを行う際の表示内容など、細かい所を挙げればまだまだ沢山の改善点があります。
今回は1ユーザーとして私が今後のアップデートに期待する内容を幾つか挙げたいと思います。

■Nozbeのプロジェクトとマインドマップの連携
Nozbeでは複数のタスクをプロジェクトとして管理し、そのプロジェクトをラベルで緩やかに関連付けています。現時点でも特に不自由はしていないのですが、ラベルに対するプロジェクトとその中のタスクを平面的に俯瞰して眺めたいと思うのです。

例えばNozbeの表示方法を通常のリスト形式と併せ、マインドマップのような平面的に広がるツリー形式で眺められたらどうでしょう?例えばこんな感じです。

Image(33)

一つのラベル。ここでは複数ある仕事の一つとしましょう。そしてその仕事を進めるために必要なプロジェクトを一本目のブランチとし、そのプロジェクトに含まれるタスクを二本目のブランチとします。このような表示が出来れば、仕事全体を俯瞰して眺められるのと併せ、各プロジェクト・タスクの関連性について把握し易いと思います。
Nozbeのシステム上、二階層以上のブランチは作れませんが、ここまで出来れば充分でしょう。

■Nozbeのプロジェクトとガントチャート
私の認識不足かもしれませんが、GTDはプロジェクトの進捗や時間管理に対する重要度が低いと感じてます。
複数のタスクにコンテキストというメタ情報を付加し、自分が置かれている状況で着手できるNextActionを一つ一つ処理していくのがGTDの基本的なフローです。

よって、各々のプロジェクトに着手する順序、またその仕事を最短で終わらせるためのクリティカルパスという概念は重要でないのでしょう。
しかし、会社という組織の中で限られたリソース、ここではチームメンバーを指しますが、そのリソースを上手に配分し、一人のメンバーに過剰な負担が生じないよう調整するには、各プロジェクトを適切に処理するための工程管理が必須となります。

一つのプロジェクトに対して一人の担当が割り当てられるとすれば、その人が2つのプロジェクトを同時に進めることは出来ません。もし全体の業務工程上、どうしてもプロジェクトの実行時期が重なる時には、オーバフローしたタスクを他のメンバーに委譲するなど、段取りが必要です。
今のNozbeのシステムでは、このような業務全体の工程管理ができません。もし可能であれば、先ほどのマインドマップのように、一つのラベルを中心としたプロジェクトの表示方法をガントチャート形式で表示して欲しいです。

ScreenClip(58)

この表示ができれば、クリティカルパスを明確に出来るのと併せ、先程説明したようなリソースの配分状況を時間軸の中で視覚的に把握することが容易になります。マインドマップ機能と併せ、このようなガントチャート機能が付加されるなら、Nozbeは他のGTDサービスと一線を画すプロジェクト管理ツールとなるでしょう。

個人のみの使用だけでなく、チームとして復数のメンバーが共同して使うためのツールであれば、この領域までたどり着いて欲しいものです。

■カレンダー機能の強化
カレンダー機能を強化させることは、タスク実行を行う際、各タスクを終わらせるのに必要な時間、順番、締切などを視覚的に認識する効果があります。

タスクリストと週間スケジュール
タスクをカレンダーに表示するメリット

ガントチャートが月単位の中期的な工程管理用だとすれば、カレンダー機能は今日、または一週間のスケジュールを確認するための、短期的なものです。

Nozbeを使うまでは、アウトルックでタスク管理を行ってましたが、一日の時間軸の中で、今私は何をしているのか、逆に何を出来ていないかを明確に出来たのは非常に便利でした。

screen

Nozbeを使い始めてカレンダーの中でタスク管理を行うことは無くなりましたが、これも今後のバージョンアップで強化して欲しい点です。
現時点でもgoogleカレンダーとのデータ連携は可能ですが、その操作性が今ひとつなので、出来ればアウトルックカレンダーとのデータ連携機能があると嬉しいです。

■Nozbeのタスク追加に時に画面キャプチャーというのがあるといいな。
こんな機能を欲しいと思うのは、私が設計の仕事をしているからでしょう。
ある図面の修正をタスクとして追加する際、言葉だけでその内容を表現するのは非常に困難です。可能であれば、タスクの追加時、または既存タスクのプロパティ-画面でスクリーンキャプチャーが出来ると便利です。

【画面キャプチャー】のボタンを押すと、対象とするアプリケーションの画面を矩形選択できる。そして、そのイメージはタスクのプロパティー画面に表示される。イメージに書き込みが出来れば最高ですが、画像が一枚あるだけでも、図面の修正内容がイメージし易くなるでしょう。

■プロジェクト内でのチャット機能
チームメンバーと一緒に仕事を進める際、最も重要なものはコミュニケーション。これに異論を挟む方はいないと思います。現時点でもタスクのコメント機能を使って細々とメッセージのやり取りをしていますが、このこの機能をもう少し発展させて欲しいのです。

イメージとしては、FacebookのグループチャットのようなUIですね。プロジェクトのプロパティからチャットウインドウを開くと、そのプロジェクトの参加者がチャットメンバーに自動的に選択される感じです。

Nozbechat

ここでチャットを行いつつ、浮かび上がったタスクをその場で追加し、誰が担当するかもそこで決める。いわゆるチャットワークのような機能を取り入れて欲しいのです。

■Nozbeにもタイマーが欲しいな
タスクシュートまでとは言いませんが、仕事が終わる時間の見積もりと、実際にかかった時間の実績はしっかりと把握したいものです。
今でも各タスクには必要時間の入力欄がありますが、正直言って殆ど活用出来ていません。それは入力した時間に対し、実際にかかった時間の評価をすることが出来ないからです。

例えば各タスクにタイマーボタンがあったらどうでしょう。タスク実行時にスタートボタンを押し、完了したら終了ボタンを押す。実行中は見積もり時間に対してカウントダウンされます。
単純な機能ですが、各タスクの実行に対して締切効果が生じるのと併せ、慣れていないタスクについてはログを取ることで、次の実行時の見積もりにも役立ちます。
上手く使えばポモドーロ的な運用も出来るので、是非追加して欲しいと思います。

■プロジェクト一覧表示モードでのタスク追加
これは週次レビューを行う際、毎回感じることです。何かと言うと、プロジェクト一覧表示において、プロジェクトにタスクを追加出来るようにして欲しいのです。
Nozbeの使い方~その10(意外と便利なワンクリック)

この一覧表示モードでは、各ラベルに登録されているプロジェクト全てを展開して表示させることが出来ます。週次レビューでは各ラベルを一つ一つ選択しつつ、プロジェクトとその中のタスクを確認し、追加するものはないか、分解出来るものはないか、移譲の段取りをするものはないかなど、仕事の進捗、段取りについて検討を行います。

ここで困るのが、プロジェクトに新規のタスクを追加する時です。現時点ではこの一覧表示モードではタスクの追加が出来ません。追加する場合には、別のタブでNozbeくか、わざわざinBoxに移動した上で追加する必要があります。これはホント不便です。

Nozbeprijectlist

今後のバージョンアップ、またはデスクトップクライアントでは、この一覧表示モードで直接、タスクの追加が出来るようにして欲しいです。

■タスクからプロジェクトへ変更する際のメンバーについて
例えば元々のプロジェクトでA,B,Cの三人が参加していたとするなら、そのプロジェクトのタスクから変換され作成されたプロジェクトは、同じメンバーが登録されて然るべきです。

Nozbe member現時点では、新しく作成されたプロジェクトに、改めて他のメンバーを招待しなければなりません。
タスクの粒度は出来るだけ細かくしたいのですが、プロジェクトに変換する度、面倒な操作が必要では、それもままなりません。
タスクからプロジェクトに変換する際には、元のプロジェクトの参加メンバー情報も一緒に移行して欲しいです。

■Evernoteとの関連付け方法
NozbeにEvernoteを関連付ける方法はこちらの記事で紹介しています。
現時点ではプロジェクト名とタグ名称を一致させる方法しかありませんが、出来れば個別のノートブックも指定できるようにして欲しいです。
Nozbeの使い方~その7(NozbeとEvernoteを連携させる)

各プロジェクトのプロパティー画面で、リンク先のノートブックと絞り込むためのタグが選択出来れば完璧ですね。
これが出来れば、本当に必要な資料をより簡単に閲覧することが出来るようになるでしょう。

■Evernoteノートのタスク化
Nozbeと関連付けたEvernoteの情報は資料という位置づけで閲覧のみ可能です。
Evernoteの使い方にもよるのですが、稀にノート自体がタスクになることもあり得ます。
例えば、Evernoteノートをドラッグしてタスク一覧に持ってくることがで出来れば、Evernoteとの連携方法に幅が出ると思います。

nozbeEvernotetask

■Dropboxとの連携について
これも殆ど活用出来ていない機能の一つです。Evernoteと同じでデータの連携方法がイマイチで、本当に必要なファイルを表示させることが出来ません。
出来れば、各タスクから直接必要となるファイルの選択が出来るようにして欲しいです。

デスクトップアプリでは、Dropboxだけでなく、会社のサーバーに保存されているローカルファイルの指定も出来ればもっと便利になるはずです。

■プロジェクトのソート機能
プロジェクトやタスクの表示順序をドラッグアンドドロップで並び替えらるのは便利ですが、名前によるソートボタンも欲しいです。
バブルボタンで別のプロジェクトへ移動する時、移動先のプロジェクトがなかなか見つからずに苦労することがよくあります。
プロジェクトの数をあまり増やしたくないという心理的抵抗がここから生まれているんですよね。

以上、Nozbeのバージョンアップに期待する項目を大きなものから小さなものまでピックアップしました。今後予定されている開発のロードマップに取り入れてもらえればとても嬉しいです。

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Nozbe
電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら

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