前回の記事では、Evernoteがこれから画像回りの機能を強化していくのではという内容について書きました。
今回のアップデートで伺えるEvernoteが進もうとしている二つの方向性 – このまま一生β版
このバージョンアップの方向性については、Evernoteの機能を深める方向ではありますが、利用方法を広げるものではありません。
しかし、今回のアップデート(β版)をインストールして気がついた新しいアイコンについては、Evernoteの使い方を大きく広げる可能性を持っていると思うのです。それがこの画像です。
▽メニューバーの一番右に【アクティビティ】というアイコンが追加されているのが分かります。
それを開いたのがこの画面
▽「アカウント・共有ノートブック」に関する情報が表示されるようです。
私が共有させて頂いているノートブックに、新規ノートを追加する実験を行いましたが、現時点では何も反映されませんでした。
β版で機能が制限されているのか、それとも使い方がおかしいのか不明ですが、おそらく自分が共有しているノートブックの変更履歴がここに表示されるようになるのでしょう。
Evernoteを個人で使用する方法、使い方のレシピはあらかた出尽くした感がありますが、共有ノートブックについては大きな可能性を秘めていると感じています。
しかし、これまでは、共有者がノートの追加・変更を行なっても、自分で見に行かないかぎり気が付けない事から、積極的な利用はされてなかったと思います。
▽リマインダ機能がついただけでもかなり便利になった
Evernoteのリマインド機能と共有ノートブックの可能性 – このまま一生β版
このリマインダ機能が実装されただけでも使い勝手は向上しましたが、共有されている側からは、リマインドを送れないなど、情報の相互発信を行うにはハードルが残されていました。
今回のバージョンアップにより、そのボトルネックが解消され、Evernoteがメンバー間で情報を共有できるデータベースとしてやっと使える状態になるのだと思います。
EvernoteHelloはエバーノートのソーシャル化を加速させるか? – このまま一生β版
Evernoteの共有ノートブックを使った情報共有の試み – このまま一生β版
電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら
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