本書の内容は2009年からGTDをベースとしたタスク管理、作業効率化に関して書き続けてきた本ブログ記事を整理したものです。
記事を書く中で試行錯誤を繰り返してきたのは
・ストレスフルな環境の中、どうすれば楽な気持ちで仕事が出来るか
・仕事を一緒に行うチームメンバーとの情報共有と作業の効率化
この二点です。
会社員として働くならば、どんな仕事であっても、常に、他人と役割分担をしつつ、細かい調整を重ねながらゴールを目指します。全ての仕事を1人で完結させることは出来ないのです。
大きな仕事を複数のメンバーで進めるには、タスク管理の目線を自分の足元から、周りのメンバーまで広げ、自分自身は勿論のこと、他のメンバーがボトルネックにならないよう、目配りする必要があります。
しかし、自分自身が仕事に追われ、目の前の作業に没頭しているようでは、それもままなりません。
本書でお伝えしたいのは、タスク管理を行うことで仕事の見通しを立てること。それを通してチームメンバーの作業内容まで気配りするための心の余裕を作る方法です。
構成としては
第一章:
タスク管理に出会う前に何をストレスと感じていたか、そしてタスク管理を始めたきっかけ
第二章:
タスク管理の必要性と、GTDという仕事術の紹介、またなぜGTDがストレスフリーに繋がるのか
第三章:
私が日常的に行っているタスク管理の実践方法(どうやって仕事の見通しを立てているか)
第四章:
個人レベルではなくチームとしてのタスク管理と具体的な実践方法
第五章:
仕事の炎上を防ぐための方法と、炎上した際の対処方法
となっています。
第四章で紹介している具体的な実践方法は、クラウドサービスをフル活用することでその効果を発揮させようとしています。
このようなツールを使うことで得られる効果について、仕事を依頼される側がどのように感じるか。書籍の中では、クラウドツールを120%使って仕事をさせて頂いている協力会社員さんへのインタビューも載せました。
職場によっては、そのようなツールは導入出来ない。そんな読者の方も多いかと思います。
でも、それで「残念でした」と、諦めの感想だけで終わらないよう、提案したアイデアの一つでも実生活の中で取り入れたいと感じて頂けるように、そして、どうやれば同じ効果を別の方法で得ることが出来るかを考えたくなるような内容にしたつもりです。
本書が、読者の方々のストレスフリーを実現し、日々の生産性を少しでも向上させ、浮いた時間を自分のために使えるようになる。 そんなきっかけになれば嬉しいです。
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書評を書いて頂いた方々の記事
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電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら
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