これはマジック!複数の写真をアップロードするだけで三次元CGモデルを作ってくれるソフト

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未来を感じさせられるソフトがあったので、ダウンロードしてみました。


試したのは、Autodesk社がリリースした123DCatchという3DCGソフトです。
通常3DCGのモデリングを行なう場合、3D空間で描画した線や面を押し出したり、回転させたりしながら、複雑な形状を作っていきます。(最近のモデラーはどうなんでしょう?もっと簡単になったのかな??)


今回紹介するこの123DCatchは、そのようなモデリング作業を必要とせず、複数の写真をクラウド上のサーバーにアップロードするだけで、自動的に3Dモデルを作ってくれます。
では具体的な方法を説明したいと思います。


■アカウントの作成〜インストール
このソフトを使用するには、Autodeskのアカウントを作成する必要があります。

ScreenClip(123)
△アカウントの作成は、画面右上の【Join US】から、同じ画面でソフトのダウンロードも出来ます。

■写真の撮影
写真から3DCGモデルを作成するには、異なる視点から撮影した最低でも3枚の写真が必要です。


出来れば360度、全ての角度から撮影すると、対象物を完全にモデル化することができます。写真の撮影方法や、3D化に相応しくないモデルがあるようですが、詳細はチュートリアルビデオを見て下さい。英語ですが、見ればすぐに理解出来る内容です。

 
123D Catch – Create Your Own 3D model: Planning your shoot – YouTube


今回撮影したのは、盛岡駅で購入した新幹線(はやぶさ)のお菓子箱。撮影はiPhoneアプリのOneCamで行い、PictShareでDropboxにアップロードしました。

撮影した写真はこんな感じです

ScreenClip(124)

■写真のアップロード
それでは、撮影した写真を使ってモデルを作ってみましょう。
ソフトを立ち上げ、アップロードする写真を選択します。

ScreenClip(125)

選択が完了したら、アップロードのボタンをクリック。ここで、Autodeskのアカウント作成に使用したメールアドレスを入力します。
写真はサーバーに送信され、自動的にモデル化されますので、暫く待ちましょう。

 

■実際に出来たモデル
アップロードして実際に出来上がったモデルがこちらです。
写真の撮影方法が悪く、試用出来ない写真が複数枚有ったため、歪な形となってしまいました。

ScreenClip(127)ScreenClip(128)

 

■公開されているサンプル
こちらが、上手に出来上がった3Dモデルの例ですね。360度の全方向から綺麗に見ることの出来るモデルが出来ています。

△これはTheTarmiyaさんの息子さんが作った粘土細工をモデル化したものだそうです。

 

現時点では、このソフトをどう活用するか思いつきませんが、面白い使い方が見つかれば改めてシェアしたいと思います。

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