「忙しすぎてパニック!」そんな状況から脱出するたった一つの方法

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仕事上でのストレスにはいろいろな種類があると思います。

・理不尽な上司
・なかなか思い通りに動いてくれない部下のマネジメント
・その他面倒な人間関係
・クレーマー化したお客さんへの対応
・労働時間や内容に見合わない低賃金
・能力以上の仕事を担当するプレッシャー
・膨大な作業量とそれに伴う長時間労働

この他にも色々あるかとは思いますが、これから私が紹介する仕事術で改善できるのは一番下の項目、膨大な作業量を確実にこなし、一日の仕事密度を高めることで深夜まで及ぶ長時間労働を少しでも短くすること。

そして、家に帰って寝るだけのような生活を送っている方に少しでも自分の時間を作ってあげることです。

それ以外のストレスについては主にコミュニケーションに由来するものが多いと思いますので、実際に悩まれている方は、その方面の書籍などを読み、解決の努力をしてください。。。(笑)

■何にストレスを感じていたか?

私がまだGTDを知らなかった頃、朝の通勤電車の中では、今日やるべき仕事のリストが頭の中をぐるぐる回り、気持ちが押しつぶされそうになっていたものです。

何か一つの仕事について考えると

 
・その段取りの為に必要となる作業
・その段取りに必要な資料確認
・関係各所への連絡事項
・メーカーへの見積もり依頼
・以前送ったメールの内容確認。。。

このように、やるべきことの作業リストが頭の中で連想ゲーム的に浮かび上がるのです。

さらにはその連想が平行して進めている別のプロジェクトまで広がってしまう。
そして、それらの作業を終わらせるのに必要な時間を見積もると、帰りは深夜になることが分かり朝からどっと疲れる。
そんな毎日だったのを覚えています。

■そのストレスはどうやって消すのか?

それでは、私が通勤電車の中で感じていたストレスを解消するために何が必要だったのか?

あまりにも簡単な答えで拍子抜けですが、こうしたモヤモヤをスッキリさせる方法はただ一つ


モヤモヤの原因となっている仕事のリスト、やるべきタスク一覧をすべて書き出し、書き出した後はサッパリと忘れることだったのです。

朝出社してPCの電源を入れ、メールのチェックを終わらせ「さて今日は何から始めようか」と余裕のある仕事環境なら、手帳への簡単なメモ書き、モニターに貼る付箋で十分です。

しかし、本当に仕事に追われ追われて何から手を付ければ良いか分からない。
かつての自分のように、半分パニック状態に陥っている状態に陥っている人は、頭の中のタスクリストを徹底的に書き出す必要があるのです。
人の脳は全ての事を覚えておくこは出来ません。
どんなに重要なことであっても時間と共に記憶は失われていくものです。

それゆえ、忘れてはならないタスクが一つでも頭の中にあると「忘れてはいけない」という気持ちが沸き起こり、常にストレスを感じるのです
それが、沢山あるとどうでしょう?

■まとめ

すべてのタスクを書き出せれば、そのリストを自分の頭で覚えておく必要は一切くなります。
これが通勤電車で感じていたストレスを無くす一番の処方箋だったのです。

GTDという仕事術を身に着けて分かったことは、敵(仕事)が見えなければ見えないほどストレスを感じるということ。
自分のやることがすべてリスト化され明確化されれば、後はそれをどうやってこなして行くかという前向きな発想へ転換されるということなのです。

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電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら

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