Nozbe2.0への要望~その1

去る3月28日の夜、銀座AppleStoreで開かれたNozbeイベントに参加してきました。

東京でNozbeイベントを開催します!Nozbe社長のマイケルとお会いしませんか?リリース前のNozbe2.0もご紹介します。3月28日(金)、銀座AppleStoreにて開催。 – NozbeブログでGTD

この企画は、Nozbeの開発者であるApivision.comのCEOマイケル氏が3年ぶりに来日されたのをきっかけに急遽企画されたものでした。


開催2日前の告知にも関わらず、会場はすぐに満席となりました。東京近郊にこれほどのユーザーが居るのかと正直驚きでしたね。

Nozbe2.0の紹介

メインイベントとして、現在開発中のNozbe2.0のデモを見せて頂きました。


第一印象としては動きがとにかく早い。
Webブラウザで動かす従来のクラシック版と比較すると、現在の運用中のデスクトップ版も充分高速になりましたが、それを更にスピードアップさせた感じ。
サクサク感はテキストエディタを動かしているようにも見えました。

 

アプリの動作が早くなる以外にも、複数のタスクを選択し、そのプロパティーを一回の操作で変更出来るなど、タスク管理を行う際のスムーズなオペーレーションが可能になるようです。

モバイル性・ コラボレーション・ インスピレーション − この度リリースする新しいNozbe 2.0(One Nozbe)の焦点 – NozbeブログでGTD

上記ブログによると、5月一杯をβテスト期間として6月にβバージョンを公開するとのこと。

この新しいアプリについては、これから更に改良していくので、要望があれば教えてほしいとの事でしたので、現在Var.1.9.2を仕事のタスク管理ツール・他の人とのコラボレーションツールとしてつかう中で感じている改善希望を幾つか挙げさせて頂きたいと思います。

コメント履歴の表示

Nozbeを個人的なタスク管理ツールとして運用している方にはあまり関係のない話かもしれません。


しかし、他者とタスクを共有し、チームとしてのタスク管理ツールとしてNozbeを使う際には、そのコメント機能が最も大きな力を発揮します。


コメント機能を使うことで、タスクを移譲したチームメンバーに作業の概要を伝えられるのは勿論のこと、その担当者が作業内容に疑問が生じた際には、タスク上で質問と回答を重ねることで、その作業がストップさせることなく、また間違った方向に進むことがないようコントロール出来るのです。


このコメント機能は非常に便利なのですが、早急に改善して欲しいのが、コメントの履歴表示です。


プロジェクト毎にタスクを共有しているチームメンバーがコメントを追加すると、それは画面左側の「未読コメント」としてその数が表示されます。

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そこまでは良いのですが、問題はコメントを読んだ後です。

コメントを一度読んでしまうと、そのコメントは一覧から消えてしまい、もう一度読もうとすると、プロジェクト画面に移動し、対象となるタスクの詳細表示から確認しなければなりません。


まさしく「未読コメント」を読むだけの画面となっているのでとても残念です。


せめて、画面の上部は未読コメント、下は既読コメント履歴として表示されればと思うのです。

Image(39)

既読コメントの履歴をプロジェクトごと、発信者ごとに絞り込めればなお良いですね。

コメント機能の機能強化については、その他諸々要望があるのですが、この履歴表示は比較的簡単に実装出来るのではないでしょうか?


次の記事も、コメント関係の機能強化についてを予定しています。

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    NozbeのDropbox連携がやっと使えるものになった

    NozbeのDropbox連携は、比較的初期の段階で実装されてました。

    そういえは、これに関する記事も書いてましたね。

    Nozbeの使い方~その13(Evernoteに続きDropBoxとの連携)
    しかし、この機能は殆ど使われることはありませんでした。


    Evernoteとの連携でもそうでしたが、Nozbeのプロジェクト名称とDropboxのフォルダー名称を一致させておく必要があるとか、実際の運用を行うにはムリのある仕様だったからです。

    その後のアッデートで、名称一致の制限などは無くなりましたが、まだまだ自分が求めているファイルにアクセスし、簡単に貼り付けられるようなものではありませんでした。

    やっとまともに使える様になった

    これが今回リリースされたバージョン1.9.2の印象です。
    そして、Dropboxとの連携についてはこれ以上望むものは無いと言えるレベルに達しましたね。

    それでは、早速その動作について紹介しましょう。

    Dropboxのファイルを添付するのは、タスクのコメント欄からになります。

    Image(29)

    コメント欄を開き、テキスト記入欄の下にあるDropboxのアイコンをクリック して、Add File from Dropboxをクリックします。

    Image(30)

    Dropboxのログイン画面が開くので、メールアドレス、パスワードを入力します。

    Image(31)

    Dropboxのフォルダ一覧が表示されるので、目的とするファイルを探します。

    Image(32)

    必要となるファイルが見つかったら「添付」をクリック。

    Image(33)

    これでタスクのコメント欄に、Dropboxのファイルが添付されました。

    Image(34)

    この連携は何を意味するか?

    GTDのフローで考えると、タスクコメントに貼り付けられたDropboxファイルは処理・整理された「資料」の位置づけとなります。

    タスクリストがズラリと並んだ状態を見たとき、そのタスクがどのような行動を求めているか。
    最初はすぐに思い出すことが出来きますが、時間が経つにつれ、その記憶は徐々に薄れてしまいます。

    しまいには、そのタスクを見ながら「それはなにか?」の問いかけをする羽目になってしまいます。そうなると、GTDのフローを最初から回さなければなりません。

    GTDがストレスフリーに繋がる理由の一つとして、モヤモヤとしている思考をActionレベルまで落としこみ整理することで、一度考えたことを二度考えなくてよい状態に出来ることが挙げられます。

    なので、実行時に「さて、どうやって取り掛かろうか?」と再び頭を捻るようなタスクリストの作り方ではダメなのです。

    Nozbeのコメント欄は、ただのテキストの羅列でしかなかったタスクリストに「それはなにか?」の答えを記載することが出来るだけでなく、そのタスクは何を編集すべきなのかまで覚えておいてくれるのです。

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