これまでのEvernoteはノートの編集後、メニュー内の同期アイコンをクリックしないとそのデータがサーバーに転送されず、また、その同期完了までの時間も20秒以上かかっていました。
▼同期ボタン
今回のアップデートでという訳ではないのですが、現時点でのクライアントはデータの同期に関する挙動がこれまでと明らかに変わっているのが分かります。
アップデートのお知らせにもデータの同期に関する記載がありますね。
ノートを編集してその結果がどれ位でサーバー(EvernoteのWeb版)に反映されるか確認したところ、ノート編集後10秒前後で編集の結果が同期されました。
これは私が肌で感じた感想ですが、これまでのEvernoteはノートが編集されPC内に格納されているデータベースが改変されると、編集を行った部分のデータだけでなくそれ以外のデータも一緒に転送していたので同期に時間がかかっていた。
それが、クライアントのバージョンアップ後は、ノートを編集するとその部分だけのデータが切り分けられてサーバーに転送されてるような感じです。(あくまでも感覚的な話し)
同期速度が短くなったこと自体もちろん嬉しいのですが、この速度がリアルタイムに近づけば近づくほど、ノートを共有した他者との情報共有が円滑に進むような気がします。
かつては、同じノートを他者と同時に編集すると競合が生じていましたが、クライアントのバージョンが上がっていくに従いその問題も少しづつ無くなってきました。
まだ先は長いと思いますが、理想はGoogleのスプレッドシートやドキュメントのように、複数のメンバーで同じノートを同時に編集できるようになると良いですね。
今後の開発に期待したいと思います。
電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら
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