QRコードを使ったEvernoteノートとの連携:妄想編

QRコードを使ったデータ連携は確かに便利で可能性を感じますが、もう少し使い勝手が向上しないと活用方法の良いアイデアが産まれても、そのまま放置されてしまうでしょう。何かいい方法はないかと考えていたら、使えそうな製品を思い出しました。

関連記事:
QRコードを使ったEvernoteノートとの連携:実践編
QRコードを使ってEvernoteと物との間で情報を関連付ける方法
iPhoneアプリとQRコードを組合わせたデジタルサイネージについて考えてみた

これは仕事で提出する報告書に貼り付けるインデックスシールをインクジェットプリンターで印刷するもので、はがきサイズの専用用紙を購入し、データ入力用のソフトをダウンロードして使います。アプリ(案)としては、入力する文字の代わりにEvernoteノートのURLを記入すると、それがQRコードに自動変換され、ワンクリックで印刷出来る状態にしてくれると言うものです。

インデックス印刷用の紙はコクヨの製品ですね。ScreenClip(46)

記入したい文字を入力すると、インデックスの大きさに合わせて位置合わせが行われます。
ScreenClip(47)

こんな感じで印刷されます。これはあくまでもインデックス印刷のアプリですが、この文字列の代わりにURLを入れると、ミシン目の入った専用紙にQRコードが印刷されるという流れです。一度入力しておけば再利用も出来ますし、もし可能ならEvernoteのデータを読み込んで、チェックマークを付けるだけでコードを作成出来るようになれば、もっと簡単に使えそうな気がします。ScreenClip(48)

先日購入したモレスキンにそのアイデアを書いてみました(笑)Image(34)

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QRコードを使ったEvernoteノートとの連携:実践編

前回の記事ではQRコードを使いEvernoteのノートと物とのデータ連携方法について紹介しました。
QRコードを使ってEvernoteと物との間で情報を関連付ける方法

今回は先日購入したBlueToothキーボードのマニュアルをEvernoteに保存し、そのデータをQRコードに変換してデータ連携を行う具体的な実験をしてみたいと思います。
スキャニングしてPDFにするのはこのマニュアル。こうした説明書は捨てても良いのですが、いざという時に無いと困るんですよね。
Image(27)


先ずはEvernoteの共有機能からノートブックのURLを取得します。ScreenClip(43)

QRコード作成サイトにアクセスし、取得したノートのURLを貼り付け、コードを作成します。
ScreenClip(44)

ScreenClip(45)

作成したコードをダウンロードしてプリントアウト。裏面に両面テープを張ってコードの部分を切り取ります。
Image(28)

それではQRコードをキーボードの裏に張ってみましょう。Image(29)

QRコードを読み取りアプリで撮影すると、はい、マニュアルが保存されているEvernoteノートにアクセス出来ました。
Image(30)

Image(31)

クリックすると開くことが出来ますね。
Image(32)


拡大すればしっかり読めます。
Image(33)


iPhoneでは画面が小さく使い勝手がイマイチですが、iPad2であれば、閲覧する際のストレスがなく、より現実的な使い方が出来るかもしれませんね。

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拡張現実の活用方法について考えてみた

iPhoneアプリの「セカイカメラ」がアップルストアに公式リリースされたのは、たしか2009年の夏だったと思います。目 の前の空間にエアタグを置き、セカイカメラをインストールしているiPhoneユーザーがモニターを通し、肉眼では見えないが「そこにある」情報の共有を 行うことの目新しさにちょっとワクワクしたことを覚えています。

その当時は所有しているiPhoneが電子コンパス機能を搭載していない3Gでしたので、使い勝手の悪さからそのまま放置、数カ月後にはiPhoneからもアンインストールされてしまいました。

話はちょと変わりますが、私の本業は建設コンサルタントと いう業界で働く技術者です。毎日PCの前に座り、CADで図面を書いたり、計算書を作成したり、報告書を書いたりしています。
設計の内容は、首都圏で例を挙げるなら「多摩ニュータウン」「千葉ニュータウン」「八王子ニュータウン」などなど、最近はめっきり少なくなりましたが、山を 切り、谷を埋め、道路を作り、下水管、上水道、電気施設などのインフラを整備し、新しい街をゼロから作る仕事。その設計分野を担当しています。

も う少し話を続けます。

入社当時はドラフターの上で鉛筆と三角定規を使って図面を書いていましたが、今では全てパソコン上での作業となりま した。しかし、使用するツールは変わったものの、書いている図面の内容はその頃と殆ど変わっていないのです。ただ紙と鉛筆がCADソフトに置き換わっただけ。

先日、30年程前に作られた設計図を調べる機会があったのですが、書いている内容が今と全く同じだったのは本当に驚 きました。そんな事があった日の夜、僕らの業界で作成する設計図はこの先ずっと変わらないのか、変える必要が無いのかぼんやりと考えてたんですね。

機械設計の分野では、3Dで設計した図面を直接構造計算にかけ、旋盤での加工まで行うような技術が確立されていると聞いています。土木分野でも建築、橋梁などについては3Dで設計した図面が、現場での施工計画などに生かされています。そんな流れの中で、何故我々の分野だけが旧態依然とした図面の作り方をしているのだろうか?そんな素朴な疑問について考えたのです。

そもそも「図面」とは何かを再定義すると「設計者の設計思想を誤りなく施工現場に伝え、施工を行う現場に設計者が意図した構造物を築造するための情報伝達媒体」だと言えるでしょう。「図面」自体が情報伝達媒体であるが故に、それを現場でどう使うかによって、求められる「図面」の書き方が変わって来るのですね。

あいにく ニュータウンを作るような現場、道路工事の施工現場では、これまでと同様、印刷された設計図を片手に施工が行われています。我々設計者がどんなに CADソフトを使いこなし、色々な検討を行ったとしても、結局は二次元の設計図に載せられる情報量しか現場に伝えられないというのが現実な訳です。逆説的に考えると、現場の施工方法が変われば、それによって図面の書き方も変わると言う事ですね。

ここからやっと本題に入ります

では、現場での施工をどうやって変えれば良いのかをWebのニュースをボンヤリと眺めながら考えていたとき、たまたま拡張現実の記事を目にしたのです。

そこでアイデアが閃きました!

「今は紙の図面を見ながら施工を行っているが、拡張現実の技術を使って、仮想的な三次元設計図をiPhoneのようなデバイスのモニターを使い、現地の風景に重ねて投影することが出来れば便利じゃない?

色々と妄想しながら、お昼休みの時間を使って作成したのがこのイメージ図。

screen.png.scaled1000

こ の図面についてもう少し説明を付け加えると、iPhoneの様なGPS機能と電子コンパス機能を搭載したデバイスに、セカイカメラのようなARアプリを インストールする。そしてアプリケーション上には、座標系に乗っかった三次元の設計図データ(3Dオブジェクト)を読み込んでおくのですね。
そ して、施工を行う現地でそのアプリを立ち上げ、モニターを覗くと、カメラで撮影した風景の中に、セカイカメラのエアタグを表示させるように、その3Dオブジェクト)表示されるというわけです。
もちろん、自分の立つ位置や、カメラの方向を変えるとデバイスの 中で演算が行われ、自動的に3Dオブジェクトの見え方も変化する。

本格的に使用するには、 厳密な現地地形と3Dオブジェクトの位置合わせや、透過の処理など課題は残るでしょうが、利用方法としては以下のよ うな活用方法が考えられます。

・景観検討
橋梁やビルの設計時において、その出来上がりがどの様に見えるかを現地においてリアルタイム に検討出来る。現在はフォトモンタージュやCGを使って検討しているが、実際の風景のなかで見る位置、方向を変えながら確認出来るのは効果大だと思う。

・ 住宅販売などへの応用
建売住宅の物件は現地で実物を確認することができるが、たとえば更地を販売する際に、住宅の3Dモデルを 作っておいて、購入希望者は現地でモニターを覗きながら、建物が出来た時のイメージをよりリアルにイメージする。二階は無理かもしれないけど、一階部分な ら建物内部の画像も表示出来るでしょう。

・大規模な工事の施工管理として
厳密な精度が求められる日本の施工現場では使いにくい が、アジアやアフリカなどの開発途上国で道路を作る際には、モニター上で道路の線形、仕上がりの高さを確認しながら施工を行えば迅速な工事が出来ると思 う。

色々調べてみると 「バーチャル飛鳥京:複合現実感技術による遺跡の復元」など、実際に開発されたデバイスがあることも分かりました。技術としては昔からある拡張現実の活用が、iPhoneのようなデバイスの誕生によって、より身近になりもっと活用の幅が広がればなと思うのです。

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子供は預かり物だという気づき

子供は授かり物だとよく言いいますが、預かり物だとも思うのです。

当たり前の話ですが、私たちが今ここに存在しているのは父親と母親がいるからです。もちろんその父親母親にもそれぞれ両親がいます。
祖父母あたりまでは、どのような人達で、どの様な子育てをしていたかを口ずてに知ることが出来ますが、それ以上はなかなか難しいでしょう。

ただ言えるのは、いま私達が子どもの健やかな成長を願い、その振る舞いに一喜一憂しているのと同じ気持ちで子供を育てていただろうということ。
おそらく、私達が子育てで苦労していることは、ご先祖様達も同じように苦労していたでしょうし、ご先祖様達が感じていた苦労は、私達もこれから同じようにするのでしょう。

人が親となり子供を育て、またその子供が親になることで繋がっていく一本の命。その長さを想うと今ここに生きていること自体が奇跡のようにも思えます。進化論的視点で考えるとなおさらです。

そう考えると、子供は気が遠くなる程の年月をかけて受け継がれてきた命を次の世代に繋げるための預かり物だと感じるのです。
その命の流れは大きな円を描き、一回りするたびに大きくそして高くなっていく螺旋のようです。

二年前の9月、子供が無事産まれたとの知らせを聞いた母が「よかったね、これで繋がったね」と話したときの気持ちは、おそらくこの様なものだったのでしょう。それと、次の命を繋げるタスキを僕らに渡し、自分の役目をやっと終えられたという安堵感があったのかもしれません。

「子供は預かりもの」

そんな気持ちで子供を見ると、日頃の接し方も少し変わるような気がします。

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モレスキンへの書き込みをSHOT NOTEでデータ化する方法~その2

性懲りにもなく、モレスキンへの書き込みをSHOT NOTEでデータ化する方法 の続編です。
目的はモレスキンへの書き込みをショットノートで取り込むための丈夫な枠を作ること。

先ずはノートの大きさに合うようコピー機で119%に拡大します。
Image00


拡大した紙の裏に両面テープを貼り付けます。
Image01 

読み取り用マーカーの内側、外側にそって紙を切り抜きます。
Image02 

切り取った枠に再度両面テープを貼って、クリアファイルに貼り付けます。
Image03 

クリアファイルを貼りつけたことで強度が増したと思ったのですが、中が開いていると若干強度不足。。
Image04 

もう一度クリアファイルに貼り付け外側だけを切り取りました。これで何とか使えそうな感じです。
Image05 

モレスキンでなくても、この枠を重ねることでどんな資料でもマージ出来ます。
Image06 


こんな感じ。
Image07 

ほぼ日手帳だって切り取れます(笑)
Image08 

モレスキンに挟んでおけば、何時でも簡単に取り出して使えますね。
Image09 

正直言ってどんな場面で使えばよいか思いつきません。。。
だって情報を写真に撮影してEvernoteに送るだけならFEsnapで充分ですもんね(笑)

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子供の成長とGTDの処理ステップについて

今週末二歳になる子供が、何かにつけ「これって?これって?」と聞いてきます。そのたび車だよ、電車だよ、猫だよ、赤だよ、と物の名前や色や数字を教えています。

まっさらの白紙で生まれてきた子供が、物の名前を覚え、親の話す言葉を真似、徐々に他者とのコミュニケーションを取るようになる様子はとても興味深いものです。今は具体的な物の名前くらいしか聞いてきませんが、これから成長して行く過程で、もう少し複雑な概念や、社会のルール、問題に直面したときの判断基準を色々な所、場面で学んで行くのでしょう。

今は自由気ままに振舞っている子供も幼稚園に入り集団生活をするようになれば、まわりと協調することも覚えなければなりません。小学校に入れば気の進まない勉強も自分でやる必要がでてきます。もっと大きくなれば人間関係の問題など簡単には解決出来ない問題に向き合うことになると思います。

GTDの処理ステップでは収集した気になる事について「これは何か?」の問いかけを行います。その自問の答えとして、すぐにやるのか。やらないのか。いつかやるのか。資料として保存しておくのか。などの判断を下しますが、人が生活のなかで直面する問題をどう処理していくかの基本スタンスは、子供が親に問いかける「これって?」への返答の延長線にあると思うのです。

「これって?これって?」という問いかけは、大人に対する「それはなに?それはどうするの?なんでそうするの?」という思考フローの確認にほかなりません。 
あと数年も経てば直接聞かれることは少なくなると思いますが、親の行動や会話など、日頃目にする様々な情報をインプットし自分独自の思考フロー、自分自身のOSを作って行くのでしょう。

真面目過ぎるのでもなく、いい加減でもない、良い加減の判断基準。頑なに守るだけでなく、状況に応じ柔軟に方向修正の対応が出来るような思考フローを身につけて欲しいと思うのです。一日何百回と聞かれる「これって?」にはこれからも心して答えていきたいと思うのです。

そんな質問には

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モレスキンへの書き込みをSHOT NOTEでデータ化する方法

この数年間ほぼ日手帳を使っていましたが、仕事の打ち合わせ内容をメモするノートとしては、一日一ページの構成に自由度不足を感じていました。来年の手帳は、ほぼ日カズンも考えたのですが、色々なアイデアを書き込み、発想を膨らませるツールとしても使いたいので、今回はモレスキン(無地)を購入しました。
モレスキンは勉強会で知り合った方々が好んで使われているのと、使い方の解説本が出版されるほどなので、自分も実際に使ってみてその良さを体感したいというのも理由の一つですね。

ただ、情報は全てデジタル化しEvernoteに蓄積させたいので、モレスキンに書き込んだ内容を効率良くデータ化する方法はないかと考えてみたところ、一つアイデアが浮かんだので記事にしてみたいと思います。

アイデアの元となったのは、こちらの記事。
クリアファイルを使ってShot Noteを無限に使う方法

今回は実験ということで簡易版。SHOTNOTEのデータ認識用マークの内側を切り抜きます。

Image(19)

モレスキンに書き込んだ内容に、その切り抜きを重ねて撮影。

__(3)

モレスキンと切抜きの間の影が写り込んでしまいますが、なんとかデータ化出来ました。

Image(16)

ちょっと目を話したら落書きをされていた。。

Image(17)

モレスキンからのデータ化はカラー撮影の方が綺麗に保存できるようです。

Image(18)

今回はお試しなので、簡単な作りですが、次回はモレスキンの紙の大きさに合うようSHOTNOTEを拡大し、透明なシートにプリントする。それが難しければ拡大して中をくり抜いたものをラミネート加工するなど工夫をしてみたいですね。

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NozbeとEvernoteとDropboxの連携と使い分け

私が日常的に使っている三つのクラウドサービスの使い分けを一文で書くとすると「TodoリストはNozbeに入っており、その作業ファイルはDropboxに保存されている。そしてその作業に必要な資料や作業履歴がEvernoteに保存されている」こんな表現になるでしょう。箇条書きにするなら

Nozbe:タスク管理
Dropbox:ファイル管理
Evernote:情報管理

となります。まぁ単純と言えば単純です。ただ、この三つのサービスはそれぞれデータの連携が可能なものもあり、似たような機能もあることから使い分けに悩んでいるという声も聞きますので、それぞれの組み合わせ毎に自分なりの考えをまとめ記事にしてみたいと思います。

■Nozbe×Evernote
この二つのサービス間のデータ連携はNozbe側で行えます。
Nozbeの使い方~その7(NozbeとEvernoteを連携させる)
こちらの記事でも説明したように、Nozbeのプロジェクト名と、Evernoteで作成したタグの名称を一致させることで、データのひも付けが行われます。しかし正直言ってこのこの機能は殆ど活用できていません。

これはEvernoteの使い方にもよるのですが、Nozbeとデータを関連付けるために、わざわざEvernoteのノートにタグをつける手間が面倒だからですね。Nozbeのバージョンアップの際には、NozbeのプロジェクトをどのEvernoteのデータに接続するか、自分で選択出来るようにして欲しいです。関連付けるノートブックの選択画面で表示されるノートの数が多すぎるようであれば、タグでの絞り込みが出来ればなお良いでしょう。
更にバージョンアップの希望を出すなら、Nozbeで表示されるEvernoteノート自体をタスク化出来るようにして欲しいですね。

この二つのサービスの使い分けで悩むのは、Evernoteでもタスク管理が出来ること。実際にEvernoteでGTDをベースとしたタスク管理を実践されているかたは沢山いらっしゃいます。

Evernote使っていつでもどこでも快適なGTD生活を満喫する方法を考えた
Evernoteで快適GTD! 私がたどり着いたタスク管理のやり方
GTDを超意識した僕のEvernoteのノートブック
第2回-私のEvernoteの使い方-Evernote歴9ヶ月、GTD歴1ヶ月の自分の、現在の使い方を晒してみます。

私も一時期頑張ってみたのですが、なかなか上手く行かず途中で断念。。タスク管理は専用のサービスで進めることにしました。
なので、現在Evernoteをタスク管理のツールとして使うのは資料整理のみとしています。

GTDでは処理ステップで気になることを仕分けする際、気にはなるけど具体的なアクションに繋がらないものを「資料」として保存しておくように言われています。

ブレスト:理想のタスク管理ツールを考える (3/5)
脳みそがいっぱいいっぱいになってきたのでOmniFocusを使ってみる

上記の記事がそのあたりについて詳しく書かれているので、参考にしてみてください。

基本スタンスとしてEvernoteにタスクは入れないようにしていますが、あえて入れておくとするならば、締切のないサムデイリストだけでしょう。このサムデイリストは気になる資料から想起されることが多いので、このサムデイリストだけはEvernoteに保存するようにしています。気になる資料というのは、たとえば旅行のパンフレットのようなものですね。

■Nozbe×Dropbox
こちらの連携もNozbe側で出来ますが、これもまたEvernoteとの連携と同じく使い勝手がイマイチです。
Nozbeの使い方~その13(Evernoteに続きDropBoxとの連携)

バージョンアップで改善が出来るなら、各プロジェクトに対してDropboxの何処のフォルダーをリンクさせるか選択出来るようにして欲しいですね。また、プロジェクトからの接続だけでなく、個別のタスクからもフォルダーやファイルを選べるようになれば使い勝手もさらに向上するでしょう。現在はタスクのコメント欄を使って運用していますが、これに変わる機能を基本機能として実装して欲しいです。

■Evernote×Dropbox
この二つのサービスの使い分けについて議論されているのをたまに見かけます。たしかにプレミアム版では全ての形式のファイルをノートに貼り付けられるため、EvernoteとDropboxのどちらにファイルを保存すればいいかと悩むのも無理ありません。

Dropbox :ファイルストレージ
Evernote :高機能なメモ帳

というのが二つのサービスの基本機能ですので、私はこれから使用するファイル、他者と共有し継続して更新されるものはDropboxへ、更新されず閲覧だけのファイルをEvernoteに保存するようにしています。

私がファイル管理のストレージ機能としてEvernoteに期待しているのは、保存したファイルに意味を持たせることです。Dropboxはただのストレージでしかありませんので、そこに何が保存されているかは階層構造となっているフォルダー名称、ファイル名称で判断するしかありません。同じような名称のファイルが並んでいると、ファイルの判別が出来なくなることも多々あります。

その点、Evernoteは、ノートにコメントを追記することで、保存したファイルに意味を持たせる事が容易です。保存したファイルに、ファイルの説明文と併せて、作業資料の写真でも貼りつければ、そこから想起される情報はどれほど多いでしょう。
Evernoteで作業履歴を保存し、トレーサビリティーを向上させる

Evernoteのクライアントにはない機能ですが、もしこれからのバージョンアップでEvernote×Dropboxという、データ連携が可能となるなら、画面左上の「アカウント」「共 有」というメニューに加えDropboxという項目を追加して欲しいですね。

evernote_dropbox

そのタブを開くと、Evernoteのノートブック一覧の代わりにDropboxのフォルダー一覧が表示され、それぞれのファイルにEvernote上でコメントの追記やタグ付けが出来るようになればいいな!というアイデアです。

Dropboxで共有されているファイルにEvernoteで意味付けをし、そのファイルや資料をNozbe上で閲覧しながらタスクを処理して行く様子を想像しわくわくするのは僕だけでしょうか?

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