TED:良いアイデアが何処から産まれるのか?

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Steven Johnson: Where good ideas come from


18分間のスピーチで散りばめた伏線をを最後の30秒で回収する。

こういうスピーチは、見たあとに思わずニヤリとしてしまいます。

このスピーチで語られているスピーチの主題は「良いアイデアはどの様な場面で産まれるのか?」について

1650年に営業を始めたイギリスのコーヒーショップから始まり、現代の研究室に至るまで、アイデアが産まれるのは、異なる考えを持つ人達が意見を交わし、ぶつけ合うことの出来る「場のチカラ」が大切だということが語られています。

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また、アイデアや革新的な発明は、1人の人間の頭のなかで瞬間的に閃くのではなく、長い時間温め続けられた潜在的な思考が何かの拍子に繋がり、開花するものだと説明しています。

スピーチの後半では、ロシアが世界で始めて打ち上げた人工衛星スプートニクからGPSが産まれ、人々がコーヒー店で飲むソイラテまで繋がるエピソード。

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「心が繋がれはチャンスは産まれる」

この言葉で締めくくられるスピーチは、我々に多くの示唆を与えます。

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iライフログを使って能動的なログを取る

ジオフェンスを使って移動ログを自動で取る機能や、その結果をGoogleカレンダーに反映することが出来るiライフログ。

iPhoneには、色々な種類のタイムログアプリががありますが、これはインストール後、毎日利用する一軍アプリとなってます。

 


■ログは行動の結果なのか?
タイムロガーアプリの基本的な使い方は、自分の行動のログ、その結果を記録することにあります。 しかし、それはあくまでも終了した行動の結果であり、その視線は過ぎ去った過去のみとなります。

iライフログの一つの機能が、その視線を少しだけ未来に向け、ログを取る姿勢を受動的なものから能動的なものに変えるものと感じましたので、ここで紹介します。

 


■その、ちょっとした機能
ログの開始は、通常とおり設定しているログのアイコンをタップします。

▼ここでは読書ログで試します。
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タップすると、ログの開始時刻が表示され、記録が始まります。

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通常は、このまま放置し、行動が完了したらログを終了させますが、ここで終了予定時間を入力します。

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▼終了予定時刻を10分後に設定します。
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終了予定時刻になると、アラームが鳴り、完了時間をを知らせてくれます。

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たったこれだけ、これだけなのですが、これから産まれる意識の変化は無視出来ないものです。

 


■まとめ
結果としてそのログが残ったのか、そのログを残すことを自分の意思で選択したのか。

iライフログの終了時間設定機能は、出来るだけ後者でありたいと思う気持ちを少しだけ後押ししてくれるでしょう。

 
出来ることなら、今後のアップデートで、ログの組合せを事前に作成出来るようになって欲しいとおもいます。

一連のタスクの流れをタイマーにできるiPhoneアプリ「30/30」 | Lifehacking.jp

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Time is MoneyからTime as Moneyへ

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photo credit: Tax Credits via photo pincc

お金の貸し借りって色々問題あるけど、時間の貸し借りって気軽に出来るんじゃない?
ふと感じたこんな妄想を膨らませてみました。

■妄想のきっかけ
充分なスキルをもち、継続的に仕事が入ってくる事が約束されていれば、会社を辞めフリーランスになるのも、人生の選択肢の一つでしょう。

現実は厳しいとは思いますが、タイムカードに拘束されず、自分の好きな時間に働き、仕事の量さえコントロール出来るのは魅力です。

特にノマドという言葉が、自由な生き方を象徴するかのように、メディアに取り上げられているのを見ると、その想いはいっそう強くなります。

 

■会社務めの辛さとフリーランスの現実
土日も含め、子供が起きている時間に家に居る事が出来なかった上司が、久しぶりに週末を自宅で過ごすと、月曜日の朝に「オジサンまた来てね!」と言われたとか。

真偽のほどは定かではありません。また、ここまで忙しいのは稀でしょうが、「週5日以上を確実に拘束される会社という檻から抜け出せないか?」と考える瞬間は、誰にでもあるでしょう。

では思いきって「フリーランスになる事が出来ないのか?」と考えると色々不安生じ、その一歩を踏みだす勇気が削がれます。理由として一番大きいのは、仕事の量と収入が不安定なこと。

会社勤めをしていれば、最低限の収入が保障されますが、フリーランスになると、場合によっては収入がゼロになってしまいます。 家賃や光熱費・食費などは、固定費として確実に出費されますので、ある程度の蓄えが無いと、スタートさえ出来ません。

それとは逆に、仕事が途切れるのを恐れ、依頼された仕事を全て引き受けてしまうようでは本末転倒です。

そんな不安や現実的な問題を、人と人を結びつける仕組みを作ることで解消出来ないかと考えたのが発想の発端です。

 

■現在の仕事とお金の流れ
仕事を出す「発注者」から仕事を委託される「受注者」は、その成果と引き換えに、報酬としての「お金」を受け取る。これが、一般的な「仕事」と「お金」の流れです。

▼一般的な仕事の流れImage(1)

これまでに一緒に仕事をしたことのある人であれば、依頼された作業に対し、きちんと成果を上げるという「信頼関係」があるので、発注者も安心して仕事を出せる環境があります。

しかし、実際は、仕事は固定した一部の人に出され、仕事をしたくても出来ない「時間の余っている人」が沢山いるのです。

▼仕事は一部の人に集中している
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そうは言っても、これまでに付き合いのない人に仕事を依頼するのはリスキーで、心理的な抵抗もあるため、仕事は一部の人に集中しまうのです。

 

■お金の代わりに時間を交換するシステム
このように、仕事の流れが固定化されている原因の一つは、成果に対して支払われる報酬「お金」の価値が大きく、誰にとっても均一であるためです。   
       
均一というのは、誰が使っても1000円のお金では、1000円相当の品物しか買えないという意味です。
 
このシステムでは、報酬の代わりに時間を支払います。

▼お金の代わりに時間を渡すImage(3)

 

沢山の仕事を抱え猫の手も借りたいAさんは、たまたま時間の空いているBさんに、仕事の一部、ここでは10時間相当の作業を手伝って貰います。

そして、Aさんは、仕事を手伝ってもらった報酬として、10ポイント(1時間=1ポイント)をBさんに渡します。

ここで重要なのは、受け渡される時間(ポイント)の価値が、AさんとBさんでは大きく異なること。

その日、Bさんが持て余していた時間は、Aさんの仕事時間、ギリギリまで削った睡眠時間を確保するための貴重な時間に生まれ変わったのです。

経済が回るのは、お金の流通が基盤となってますが、このシステムは人によって、日によって密度の異なる時間を取引する、原始的な物々交換に近いのかもしれません。

 

■ポイント(時間)の現金化
この様にして、余剰時間を使って仕事のお手伝いを続けていると、Bさんには仕事のコネと、仮想的なお金(ポイント)がたまります。

このお手伝いを通して信頼関係が生まれ、次回の仕事に繋がれば、それだけでも意味があると思いますが、折角ですので溜まったポイントも現金化したくなります。

その場合は、10ポイントを持っているBさんが、受注した通常の仕事の一部(10時間分)を、時間の余っているCさんにお願いすることで、擬似的に現金化出来るのです。

▼溜まったポイントを現金化する流れImage(4)

 

 

■既存のシステム
ちなみに、時間の貸し借りを通じ、お互いに助け合う仕組みは、既に存在します。

“時間の銀行”で労働を貸し借りするのがイタリアキャリアウーマンの新常識:日経ウーマンオンライン【世界の働き女子の流行ウォッチ】

ボランティア労力ネットワーク

日本の事例を見て感じるのは、目指す志は素晴らしいのですが、それを前面に押し出しすぎると、実際に使う人が限られてしまうこと。

時間の貸し借りをベースとしたシステムを作るなら、運営者は仕組みだけを作り、どのような目的で誰が利用するかはその利用者に任せるべきです。

最近では、実名登録を基本とするFacebookの利用が浸透し、ソーシャルランチCoffeeMeetingのようなマッチングサービスが産まれ始めています。

今後、ネットのソーシャル化が更に進めば、このような仕事のマッチングサービスも産まれるかもしれません。

 

■まとめ
冒頭で述べたように、会社という枠組みに囚われず、自分の裁量で働く「ノマドワーカー」という生き方を選択する人が増えています。

この仕組みが実現すれば、そのような人達を支え、スキルさえあれば仕事を見つけられるチャンスが作れると思うのです。

もっと自由な生き方(働き方)をしたい、またスキルはあるのに働く機会がない。
そんな閉塞感のある日本の労働環境に風穴を空けるには、既存の仕組みを根底から変える必要があります。

Time is Money から Time as Money

荒唐無稽ですが、面白いと思いませんか?

 

この記事の続きはこちら

Time is MoneyからTime as Moneyへ~その2 – このまま一生β版

 

Time is MoneyからTime as Moneyへ~その3(完結) – このまま一生β版

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「ありがとう」の力

布団に入り眠りにつくまでの間、頭の中で繰り返し唱えている言葉があります。

「ありがとう」

これを意識して行う用になったのは、数年前に読んだ二冊の本の影響です。
一冊目は「鏡の法則」という本、そしてもう一冊は「ホ•オポノポノ」という、ハワイアン・ネイティブの伝統的な問題解決・癒しの本です

 

■共通して書かれていること
この二冊の本に共通して書かれているのは、他人とのコミュニケーションで問題が生じたら、直接ではなくても良いので「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してます」などの言葉を繰り返し投げかけなさい、ということです。

科学的な説明は出来ないですが、実際にやってみると凝り固まった心がほぐれるのを感じます。
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photo credit: TheAlieness GiselaGiardino²³ via photo pin cc

 

■なぜ効果があるのか
心理療法の一つである内観療法は、これまでの人生で、「人からしてもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」について、徹底的に振り返りかえります。
集中内観と呼ばれるものは、この振り返りを一日15時間、一週間かけて行うそうです。

その振り返りのなかで、自分や他者への理解を深め、沢山の人から支えられていたことを再確認し、自然と感謝の気持ちを持たせるというのが、内観療法の目的の一つだと思います。

「ありがとう」という言葉を繰り返すことが、対人関係の改善に効果的があるのは、内観療法で行う振り返りのプロセスを、簡単に行えるからだと思うのです。

 

■眠れない時にも「ありがとう」
私が布団の中で繰り返し「ありがとう」を繰り返すのは、なにも対人関係に困っているからではありません。
これを行うことで得られる効果がもう一つあるからです。それは早く寝られることですね。

横になってもなかなか入眠出来ないときは、たいてい頭の中を色々な思考がグルグルと回り悶々としています。
特にその思考が苦しいネガティブなとのであると最悪です。逆に色々なアイデアが溢れ出し、ワクワクと興奮しているような場合も入眠は困難です。

そんな浮かんでは消える思考を脇に追いやるには、何か別の事を考える必要があります。

それがありがとうなのです。

人は同時に二つの事を考えられないので、「ありがとう」という言葉さえ唱えていれば、余計な事を考える余地は無くなります。

また、仕事で失敗をして怒られた時、なにか嫌な事を言われ心が波立っている時、その相手に向かって「ありがとう」という言葉を繰り返せば、相手から言われた嫌味さえ前向きに捉えられます。

このようにして、落ち着いた心の状態を自分で作ることで、早く眠りにつけるようにしているのです。

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photo credit: martinak15 via photo pin cc

 

■まとめ
身の回りの出来事は、自分がそれをどう捉えるかで見え方が変わります。
その見え方、自分の世界を変える魔法の言葉が「ありがとう」という言葉なのです。

今日、布団の中で、また今からでも目を閉じ、大切な人の顔を思い浮かべながら「ありがとう」を投げかけてみてください。

きっと「ありがとう」の気持ちが自然と湧き出るでしょう。

■補足
最初に紹介した「鏡の法則」という本は、書店でも購入出来ますが、無料のPDFファイルとしても公開されています。
こちらのリンクからダウンロード出来ますので、興味のある方は読んでみて下さい。

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Nozbeのモバイル版がアップデートして意外と使いやすいかも

Nozbeのモバイル版がアップデートされましたね。モバイル版というのは、iOSやAndroid用のアプリではなく、モバイル端末のブラウザで閲覧するWeb画面スの方です。

これまで、iPhoneのブラウザでNozbeにアクセスすると、通常のデスクトップ用の画面が表示されていましたが、それがモバイルの大きさに最適化されたということです。

では、どの様なものか見ていきましょう。

アカウントを持っている方には、Nozbeからこのようなメールが届いていると思います。
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メール本文のリンクをクリックするとWelcomeの画面。
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データ保存用の領域が必要であるというメッセージをクリックするとログイン画面に移ります。
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必要な情報を入力しログイン完了。
画面は、ログイン後プロジェクト一覧を表示させたものです。

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最近、勉強会関係の企画をサボっているのがバレバレですね。

右上の【ALL】のアイコンをタップすると、プロジェクトをラベルでフィルタリング出来ます。
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試しにLBTという名称のラベルを選択してみます。
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LBT関連のプロジェクトだけが表示されます。
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プロジェクト名称をタップすると、プロジェクトのタスク一覧を確認出来ます。
その状態で右上のアイコンをタップすると、プロジェクトに関連したノートの確認やプロジェクト情報の編集が行えます。
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これは【Edit】を選択したところ。プロジェクト名称の変更、ラベルの添付などが出来ます。
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これは【Sort】を選択し、タスクリストの並べ替えを行う画面。タスク名称右の△をタップするとタスクを上下に動かせます。

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これは、Inboxの画面
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画面下の「+」マークをタップすると新規タスクを入力出来ます。
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入力後の詳細画面では、保存するプロジェクト、コンテキスト、日時や見積もり時間の設定が行えます。
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NextActionの画面。
デスクトップクライアントもそうですが、ラベルによるフィルタリングが出来ないのがとても残念。
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ざっと見たところ、デスクトップ用のWeb画面をモバイルサイズに最適化させただけですので、基本機能はほぼ同じです。

タスク入力、編集、画面移動のたびにデータ通信と読み込みが必要なので、アプリ版と比較すると全体的にもっさりした感じは否めないですが、その反面データの同期を意識しなくて済むのは好印象です。

 

Nozbeは、先日サーバーの引越しで処理速度を向上させました。今回リリースされたモバイル版も、それなしには遅くて使いにくい物だったかもしれません。

 

次はWeb版のアップデートを期待したいところです。

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Nozbeのサーバーが引越しして操作が快適になったね

今月の始めに、Nozbeのサーバーが引越しを行ったようですね。

▽これは、引越しが完了したことをお知らせするメッセージ。

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何が変わったのだろうと、画面を色々と触ってみましたが、画面の読み込み速度が明らかに早くなっているのが分かりました。

この手のWebサービスは、日常的に使用するものだけに、一つ一つの操作、それに伴う画面読込に時間がかかると、それだけでストレスを感じます。

現在Nozbeの開発ロードマップは、デスクトップクライアントの方へ重きが置かれているような印象を受けますが、そちらは、まだまだ実用には耐えないと感じているだけに、今回のようなWEBサービスのバックボーンを底上げするようなバージョンアップは嬉しい限りです。

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