Nozbeの開発者であるマイケル氏は、ツールはシンプルであることが、生産性を上げるために最も必要な事だと考えているようです。
If you ever want subtasks – NOZBE IS NOT FOR YOU – THEY REFUSE TO ADD THEM
たしかに、一つ一つのタスクの幅が広いため、Doingリストレベルの細かいタスクを登録しようとすると、途端に一覧性が損なわれます。
また、タスク→プロジェクトへコンバートするにも、一業務あたりのプロジェクト数を極端に増やしたくないとか、新規作成したプロジェクトに改めてメンバーを追加しなくてはならない、とかが小さな心理抵抗となり、そのワンクリックを躊躇わせます。
では、どのようにしてDoingリストレベルの細かい粒度のタスクを管理するかについて考えたいと思います。
■方法その1
一番簡単な方法は、タスクのコメント欄を使用する方法です。
そのタスクを終了するのに必要な手順、必要な細かいタスクをコメント欄に箇条書きにして書きましょう。
そのタスクを自分で実行するのであれば、不必要かもしれませんが、チームで作業を行い、そのタスクを他のメンバーに委譲する際には、このような細かな指示が作業の漏れが防ぎ、成果の品質を向上させられます。
■方法その2
準備にすこし手間がかかりますが、ちょっとだけ可能性を感じる方法ですので紹介しておきたいと思います。
これは、Evernoteのチェックリスト機能と、Nozbeのブックマークレット機能を組み合わせる方法です。
まずは、Evernoteでチェックリストを作ります。
次に、Evernoteノートを右クリックし、作成したノートの公開用URLを取得します。
取得したURLをブラウザのアドレスバーに張り付け、EvernoteノートのWebページを開きます。
Nozbeのブックマークレット機能を使い、ノートのURLをNozbeに転送します。
Nozbeの使い方~その9(ブックマークレット機能でGmail との連携が完璧になった)
すると、NozbeのinboxにEvernoteへジャンプするURL付きのタスクが生成されます。
先頭に表示されている[Link]をクリックすると、Evernoteにジャンプします。
■まとめ
はい、面倒ですね。とても面倒でいちいちやってられないですよね。
この記事で言いたいことはただ一つ。マイケルさん、どんな形でも良いから、Nozbeにサブタスク機能を付けて下さいということです。
おしまい。
電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら
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