子供に本棚をまるごとプレゼント出来る。電子書籍の最大のメリットはこれかも。

公開日: : 最終更新日:2013/11/30 アイデア

Pocket
LINEで送る

medium_5506884677
photo credit: Maarten Takens  via photopin cc

前回の記事では、電子書籍のコメント(ハイライト)共有機能が、読書体験の仕組みを大きく変える可能性、そしてそれがAmazonの販売戦略にも繋がっている事について考えてみました。

楽天のKoboには感じられないKindleの可能性 – このまま一生β版

今日は電子書籍の可能性について、別の視点、本が電子化されることによって実現する、最も直接的なメリットについて書いてみたいと思います。

○○

電子書籍のメリットは物理的な場所を占有しないこと。

カバンに重い本を何冊も入れて運べないけど、Kindleなら400gにも満たない端末に何冊も入れて持ち歩ける。

確かにそうなのですが、この書籍の電子が場所を取らない事はもっともっと大きな可能性を秘めています。

■本棚の物理的な制限

容量に制限があるのはカバンだけでなく自宅の本棚も同じです。

私は毎年、年末に棚卸しを行い、要る本、要らない本の仕分けを行っています。

そして、何時か改めて読みたいと思った本は本棚に戻し、もう読む必要はないと判断したものはダンボールに詰められTSUTAYA行きとなります。

中には処分するには後ろ髪を引かれる本もあるのですが、新しく購入した本の場所が確保出来ない状態では、やむを得ません。

これまで、何度この作業を行い、何冊の本が手元を離れていったでしょうか。

中には、今読み返す事で新たな気付きが得られる物もあったかもしれません。
そう考えると、置く場所が無いだけの理由で宝物を捨ててしまったような残念な気持ちになってしまいます。

■クラウドに本棚を作る

その点、電子書籍は購入した本を廃棄する必要がありません。Kindleのようなデータをクラウドに置いておき、必要に応じて端末にダウンロードするようなシステムであれば、手元に置いておける本の容量は無制限です。

これから購入する電子書籍はそのデータベースにコツコツと蓄積され、その数は自分が生きている間、ずっと増え続けるでしょう。

■父の本棚の記憶

本棚は、その人が何に興味をもち、どんな思想を持っていたかを如実に表します。

私が子供の頃、父が遺した本棚を物色し、色鮮やかな図鑑や画集を眺めながら、亡き父の面影を想像していました。

母から聞いた話では、父はかなりの読書家で常に何かの本を手にしていたそうです。

その父の本棚も、数回に渡る引越しの中で少しづつ処分され、今はどんな本が並べられていたのかさえ思い出す事が出来ません。

■本棚を丸ごとプレゼントする

現在、子供は幼稚園にも通ってもない歳ですが、中学生位になったら父が読んだ本がギッシリ詰まったKindle(その頃にはもっと良い日本発のデバイスが出ていますように。。)を渡そうと思います。

進路や人間関係で悩んでいるようであれば、自分が参考になった本を何冊か勧めてあげても良いですね。

もしかしたら、私が引いたハイライトやメモが問題解決のヒントになるかもしれません。

まだまだ夢ような話ですが、本が電子化される事で、次の世代に親の知識と想いを遺す事ができる。

それが電子書籍のもつ可能性の一つだと思うのです。


Nozbe 電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら






▼Freeアカウントではプロジェクトを5つまで作れます。
Nozbe

関連記事

QRコードが印刷されたレシートを撮影し家計簿アプリに自動入力する方法

※前置きとして言っておきますが、これは妄想です。 ライフログという言葉にするには、あまりにも当たり

記事を読む

NozbeとEvernoteとDropboxの連携と使い分け

私が日常的に使っている三つのクラウドサービスの使い分けを一文で書くとすると「TodoリストはNozb

記事を読む

no image

Time is MoneyからTime as Moneyへ

photo credit: Tax Credits via photo pincc お金

記事を読む

拡張現実の活用方法について考えてみた

iPhoneアプリの「セカイカメラ」がアップルストアに公式リリースされたのは、たしか2009年の

記事を読む

ツールに踊らされないライフハック

仕事を進める上で、どうしても避けられないのが作業の分担です。大きな案件になると、作業量は到底一人でこ

記事を読む

ただの記憶の保管庫ではない!Evernoteを使って新しいアイデアを産み出す方法

Evernoteの中で、これだけは失いたくないノートブックはありますか? Webクリップや仕事で使

記事を読む

メモと録音した音声を融合させたNotabilityというアプリが便利

頭のなかで考えていることを丸ごと保存したい ふと思いついたアイデアは、その場でさっとメモを残さない

記事を読む

モレスキンへの書き込みをSHOT NOTEでデータ化する方法

この数年間ほぼ日手帳を使っていましたが、仕事の打ち合わせ内容をメモするノートとしては、一日一

記事を読む

QRコードを使ってEvernoteと物との間で情報を関連付ける方法

先日の「Evernote デベロッパー・コンペティション決勝戦」で優勝した、物とEvernote

記事を読む

EvernoteとQRコードで押入れのダンボールを見える化する

購入する度に増えていく家電製品の操作説明書。普段ほとんど目にすることはありませんが、機械に何かト

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

no image
Mannmoth Project の使い方(3):プロジェクトマップ形式

前回までは、プロジェクトを作成し、そこにリスト形式でタスクを追加させる

Mannmoth Project の使い方(2):タスクの追加

マンモスプロジェクトの使い方の2回目として、ツールにタスクを追加する部

Mannmoth Project の使い方:Project作成

個人的なタスク管理は、Evernote、Nozbe、TaskChute

TaskchuteCloudを使いはじめました

タイトルにあるとおり、TaskChuteCloudをプライベート時

マインドフルネスでGTDの収集のレベルを潜在意識まで掘り下げる

GTDのフローでは最初のステップとなる収集。今回はその収集されるタスク

→もっと見る

  • Nozbe
    電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら
PAGE TOP ↑