ただの記憶の保管庫ではない!Evernoteを使って新しいアイデアを産み出す方法

公開日: : 最終更新日:2013/12/21 Evernote, アイデア

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Evernoteの中で、これだけは失いたくないノートブックはありますか?

Webクリップや仕事で使用中のノートブックが無くなったら確かに痛いのですが、まぁ、なんとか諦めがつきます。

しかし、【06_思考】というノートブックにスタックされた一連のノートブックが消えてしまったら、相当な喪失感を感じるでしょう。

ScreenClip(84)

ここには、日々の生活の中、取り留めもなく浮かんでは消える思考の流れ、ふとした瞬間に頭に浮かんだ、ほんの一言のフレーズが記録されています。

それだけであれば大した価値はないのですが、そのフレーズの一つ一つを、ゆっくり暖め育てると、卵からヒナが孵るように、色々なアイデアが産み出されるのです。
今回は、Evernoteを使い、頭に閃いた発想を大きく広げる方法について紹介したいと思います。

■インプット
仕事中や電車に乗っている時、また自宅でくつろいでいる時。頭の中にふっと浮かんだ言葉をそのまま流さず繋ぎとめるには、常に手元にメモを準備しておく必要があります。

一番素早く書き留められるのは、ロディアのような紙のメモだと思うのですが、私は、出来るだけデジタルで完結させたいので、iPhoneのアプリ、FastEverを使っています。

FastEverについては、もう説明の必要がないくらい定番のアプリですね。Evernoteに素早くメモを送るにはこのアプリが最も優れているでしょう。

Evernoteに送信する際は、ノートブックの選択は行わず、規定のノートブック(inbox01)に保存されます。余計な手間はかけず、即送信。

ほんの僅かな心の揺らぎを繋ぎ留める操作に手間を感じるようでは習慣として続かないですからね。

■発想を膨らませる
Evernoteに保存された小さな言葉を温める道具として使っているのはiPhoneアプリのAwsomenoteです。

このアプリはEvernoteとの同期速度がとにかく遅い(平均して5分前後。。。)のが唯一の難点なのですが、複数のノートブックと同期が取れること、細かい部分の操作性が優れていること、アプリ全体のデザインが美しいことから、Evernote編集用のメインアプリとなってます。

Awsomenoteでは、先ほどお見せしたノートブックに対応したフォルダーを作成しています。
FastEverから送られたノートは、最初に「アイデア」という名称のフォルダーに入ります。

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このアイデアフォルダーを開き、発想を拡げるのは、会社から自宅に戻るまでの移動時間。電車やバスの中です。
そこでは、適当に開いたノートに書かれているフレーズを眺め、それを書き留めた時の記憶を呼び起こします。

不思議なもので、たった一言のメモであっても、それを書き留めた時の状況、その前後に考えていた思考がスルスルと思い出されるのです。
逆に、この一言がメモされていなければ、その時の思考は忘却の彼方に忘れ去られてしまい、二度と意識上に現れることは無かったでしょう。

そのフレーズを眺めながら、思いついた単語をどんどん入力していくと、その新しい単語から別の単語、イメージが浮かびます。いわゆる1人で行う連想ゲームです。
そのようにして、連想された単語、フレーズをどん入力していくと、最初に保存した一言から大きくかけ離れた発想に行きつく事もあります。

驚くのは「そのような発想、考えはこれまでに考えたことがない。今初めて自分の中に生じた」と感じるようなものさえ産まれることです。

こちらの記事でも書いたのですが、一つのアイデア、思考について発想を拡げると、これまで関連がなかったアイデア同士が結びつき、全く新しいアイデアが生まれます。

創造的なアイデアを妨げるもの、産み出すもの

この現象を意識的に起こす方法が、この1人ブレストの作業なのです。

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■アウトプット
一言のフレーズから膨らんだ言葉は、頭の中で繋がり一つのストーリーとなります。
その中で面白そうなもの、もう少し整理して人に伝えたいと感じるとものは「ネタ」という名前のノートブックに移されます。

あとは、そこからテーマを選び「執筆中」というノートブックの中で、下書きに移ります。その作業も、AwsomenoteとEvernoteのデスクトップクライアントを行ったり来たりしながら進め、ある程度まで書き上がったら「推敲中」のノートに移し、全体の構成を整えます。

ネタの内容、ボリュームにより、投稿先はこのブログになったり、日刊の方になります。
これまでの流れを整理すると、このようになります。

UntitledDocument

現時点ではアイデアを収集し、発想を拡げる所までは、スムーズな仕組みが出来上がっています。

後は、アイデアのインプットのスピードに負けないくらい、アウトプットのスピードを上げれば良いのですが、なかなかそれが難しい。

その訓練のためにも、サボリ気味の日刊を頑張ろうかと考え中です。


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