中野駅に向かうバスの中でiPhoneを落としてしまいました。
なんとか無事に手元に帰ってきたので、それまでの経緯と取った対策について紹介したいと思います。
■先ずはiPhoneのロック
最初に行ったのは、万が一に備えたセキュリティー対策。
住所や電話番号などの個人情報と併せ、Evernoteのような個人的データベースが入っているので、悪用された時の事を考えると、財布を落とす以上に危険です。
パスコードロックはかけていますが、念の為にiPhone自体をロックし「紛失モード」に切り替えました。
やり方は、デスクトップPCからiCloudにログインし「iPhoneを探す」を選択します。
※iCloudで「iPhoneを探す」機能を利用するには、端末にアプリ(Find iPhone)を予めインストールしておく必要があります。
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アイコンをクリックすると、画面に地図が表示されます。ここに紛失したiPhoneの現在位置が表示されるのですね。
■現在位置をトレース
セキュリティー対策と、拾ってくれた方へのメッセージを設定したので先ずは安心。では、私のiPhoneが現在何処にあるのかを調べます。
地図を確認すると、移動しているのが分かりました。
iPhoneにインストールしている、別のアプリ(Google Latitude)でも場所を確認してみます。
このサービスも、アプリがインストールされたデバイスの位置を、パソコンのブラウザからリアルタイムで確認することが出来ます。
このGoogle Latitudeの面白いところは、現在位置だけでなく、これまでの移動経路も表示できること。
現在練馬駅にあるiPhoneがどのような経路を辿って、ここに行き着いたかを調べてみます。
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移動経路を確認してみると、この線形は私が毎日利用しているバスルートと一致していることが分かりました。
要するに、誰か一般の人が拾ったのではなく、現在もバスの中に落ちているか、若しくはバスの乗務員が保管していることが予想されます。
■問い合わせ
さっそく、京王バスの営業所に電話をし、携帯電話を紛失した旨を伝えました。
状況を説明すると、AUのiPhone(黒)を一台保管していること。そしてそれが現在練馬駅にあることが聞けました。
それそれ!それ私のiPhone!!
ここでやっと安心できました。。。
■受け取り
京王バスの担当者によると、紛失物の受け取りが出来るのは車両基地のある中野車庫というところ。
幸いにも会社から歩いて5分の所です。
暫くして現在位置を確認すると、中野車庫までiPhoneが到着していることが確認出来ました。
どこでどうやって落としたのか今も分かりませんが、iPhoneの現在地を把握することで、問い合わせ先を絞ることが出来たのは助かりました。
もし、これが不明だと、バスの営業所に問い合わせるのと併せ、交番にも紛失届を出す必要があったでしょう。
■おまけ
今日の移動経路を辿ってみると、私のiPhoneは、練馬駅~中野駅を一往復半したのち、中野車庫にたどり着いたようです。
ちなみに、この移動経路ログは過去にさかのぼり、一ヶ月間単位でその履歴を表示出来ます。
▼先月は江ノ島と羽田空港に行きました。
このように、iPhoneの紛失対策以外にも、自分自身のライフログとして利用するのも一つです。
■後日談
紛失対策としてロックをかけたiPhoneは、自宅に放置してある機種変更前のものであり、紛失したものにはロックがかかってなかったようです。。。
みなさんも、紛失対策はしっかりしましょうね(笑)
電子書籍「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」を発刊させて頂きました。執筆する際、最も力を入れた箇所、想いについてはこちら
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